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NFL WEEK14 回顧

Week14はプレイオフ進出が続々と決定するか?

今週のガオラの生中継では、NYGとBALの試合を放送していた。NYGはこの試合負けるとほぼプレイオフは絶望的な事になる。今年のNYGはベテランQBカート・ワーナーをスターターにして好スタートを切った。しかし5勝2敗となった段階で、コーチ陣はワーナーを下げて話題騒然の中、ある意味横紙破りの方法でNYGに入団した大型新人QB、一家揃ってプロのNFLプレイヤーでありQBである、マニング家の次男、イーライ・マニングをスターターに起用した。

NFLドラフトにて前代未聞のありえない逆指名的な方法でNYGを選んだマニング。タダでさえ喧しいNYでこのような形で入団したのはマズイなぁという私の不安を煽るかのようにこれまた微妙な段階でスターターに起用され、やはり予想通り結果が残せない試合が続いた。イーライに変わってから4連敗と後がなくなったNYG。正に今シーズンの命運を賭けたBALとの試合になった訳だが何故かトム・コフリンHCは、こんな大事な試合のスターターにマニングを起用。そして案の定、イーライはミスを連発。しかもハンドリングミスやディレイオブゲームという初歩的なミスを続けてしまう。その結果、タッチダウンはおろか50ヤードも獲得できずイーライは自滅し、NYGは完膚なきまでに敗れた。試合の大勢が決した第4Qになり漸くワーナーが登場し、僅か数分、数プレーで事も無げにタッチダウンを決めたのはなんとも皮肉な光景であった。因みにこのタッチダウンはチームにとって2試合ぶりのものである。

この試合の敗戦を受け、地元NYではイーライの選手としての評価というよりも、イーライを獲得するにあたって、様々な条件を飲んだ、そう言う判断をしたフロント陣への厳しい追求が始まりだしている。そしてそのマニングを使い続けるトム・コフリンHCにも非難が集中している。つまりイーライは数多くの犠牲を払って獲得するような価値のある選手だったのか、そして今シーズンのプレイオフ進出を諦めてまで起用する意味のある選手なのか、そういう判断をしたスカウト、フロント、コーチ陣はどうなのか?という論調である。これはある意味イーライへの評価そのものよりも厳しい反応だ。特に今年の場合スティーラーズの新人QBのロスリスバーガーが結果を残しているだけにフロントへの風当たりも強い。

イーライにしてもNYGのフロントやコーチらにしても今年の冬は、いろんな意味で厳しい寒さが待ち受けているようである。

  by mf0812 | 2004-12-15 05:50 | スポーツ

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