人気ブログランキング | 話題のタグを見る

秋華賞 回顧

1000M通過タイムが59.9。このタイムは過去8回で3番目の遅さであるが、一方で後半5Fが58.5というのは過去最速である。スローペースでありながら先行馬がほぼ壊滅状態になったのは、後半5Fのタイムが指し示すように、上がりが早くなった、しかも3F目からでなく4F目から早まった、という点になるのではないかと推測する。11.6-11.7-11.6-11.6というラップ推移は、過去の秋華賞でも早めになる。そうした流れの中で、早め早めの所謂横綱競馬の形を取ったダンスインザムード。BSフジのパドック解説者曰く『見た目ガッカリ』と言うほどの気性難をパドックから返し馬まで見せていたが、やはり遠征競馬があわないのか、鞍上との相性が合わないのか、理由は良く分からないが、3着も落としてしまうような競馬になろうとは思いもしなかった。しかし負けは負け、枠順の問題もあっただろうが、とにかく今日に関してダンスは見るべきところなく敗れ去った。

外側の芝を刈り上げたと言う特殊な馬場状態が影響したのか、秋華賞に限らず外差し競馬が乱発していた京都芝コースだが、それにしても勝ち馬と2着馬は『強さ』と『適性』を感じさせた。余りの着差に、強さよりも適性の方を感じさせるのも事実。余りこの結果を過信してはいけないかもしれない。例年の傾向通りに決まった感の強い今年の秋華賞。しかし私の見方では3着ウイングレットの好走理由だけは説明できない。過去の戦績を見ると平坦芝に物凄い適性があるのかもしれないが、それにしても3着に食い込むとは…。こればかりは何とも言えず、である。

  by mf0812 | 2004-10-18 04:07 | 競馬

<< 悪魔の瞬間・飢餓海峡より ~日... 秋華賞 見解  さるさる日記より転載 >>

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE