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朝日杯展望

近5年における全G1中、一番人気の連対率が一番高いのが朝日杯フューチュリティステークスである。何せ1勝4連対、つまり連対率100%であるんだから当たり前だ。無理せず心置きなく、1番人気馬を買えるレースである。因みにここ5年間の1番人気馬は以下のようになっている。

99年 2着 レジェンドハンター 
00年 2着 タガノテイオー   
01年 1着 アドマイヤドン
02年 2着 サクラプレジデント
03年 2着 メイショウボーラー

これらの馬は前走1600M以上のオープン&重賞レースを勝っているのばかりだ。因みに言うとアドマイヤドン以外は全てが重賞ウィナーである。今年の場合、1番人気になりそうなストーミーカフェあたりはこの条件を満たした人気馬になりうるので、軸馬としての信頼性は高そうである。ただ連対率は100%でも勝ち馬は、アドマイヤドンの1頭しかいないと言う点がポイントであろうか。どうせこの欄で取り上げるなら、この1番人気以外で連対した馬の特徴を挙げておいた方がいいだろう。

血統的な特徴はBMS(ブルードメアサイアー)でリファール系に傾斜している点に注目だ。母父リファールのエイシンチャンプ、エイシンプレストンが8番人気、4番人気という人気薄で共に勝っている。BMSでいうなら3着候補としてセントサイモン系の馬の大駆けにも気を付けたい所である。父系はあまりそうした傾斜傾向は窺えないが、ニジンスキー系が少々強い事が挙げられる。これは高速馬場に良く対応するニジンスキー系の特徴が出ているとも言えそうで、近年このレースに余り相性が良くないサンデーサイレンス産駒でも母父ニジンスキー系だったメジロベイリーが唯一の好成績を残しているところからみてもそうした傾向はあるという点は押さえておきたい。

またこれは血統から離れるが、注目は1枠の馬が大駆け多い点だろうか。この間この日記でも触れた『阪神マイルの外枠不利』同様、中山マイル戦もあまり外枠は不利の傾向がある点は指摘しておきたい。確かに昨年はメイショウボーラーがそうした不利を撥ね退け、1番人気馬として見事2着を死守しその責任を全うしたが、近10年間まで広げてみても8枠の馬が複勝圏内に入ったのはこのメイショウボーラー1頭のみで、余り8枠に入った馬を穴馬としては考えにくい所だ。故に雨も降って馬場が味方しそうなディープサマーだがここではやはり買えないか。

さて一時、朝日杯を勝つ馬はクラッシックでも…という時代は終わったとも言われたが、なかなかどうして。確かにここまでの馬も多いが、この先もと言う馬も出て来る訳で一概に言い切れないのが2歳戦の難しさだ。今年の場合前走負けたにも拘らずペールギュントが1番人気になっている。ペールギュントがいらない馬だとは思わないし、このレースと相性いい母父リファールという事で自分もそれなりの評価をして買う予定だが、1番人気になっているのは明らかに過剰評価の感がある。しかも脚質的に注文が付く上に1枠を引いたのも難アリ。軸馬にするには過去のこのレースでは成績良い1番人気馬とは言え少々割り引いて考えたい。

軸馬に押すのはストーミーカフェだ。一昨日触れたように血統的、ローテーション的にみても過不足無く条件を満たしている。確かに中間の不安?があるそうで大幅馬体重増の危険もあるやもしれないが、私は余りその辺は気にしないで馬券を買うタイプなので、そのまま変えずに。ストーミーカフェは条件的には結構抜けていると思っているのだが、ただ相手選びは横一線で難解である。

ペールギュント、シルクネクサスは条件合致するのだが、前者は乗り方難しく後者は鞍上が大レースとの相性が悪いのが気掛かり。それならばと逆に巧みな鞍上操るローランコングレ、エイシンヴァイデンを押さえたのだが、思い切り力不足の感も否めない。正直に言うと来年の今頃、この2頭ともダートをイキイキと走っていそうな気がしないでもなく、ただ朝日杯とはそう言う今が良く来るとも言える訳でなんとも。もう一頭抑えたテイエムヒットベは戦績見ると1800mマスターという感じ濃厚である。昨日の競馬予想TVでも触れていたが、ヘクタープロテクター産駒は1600Mよりは1800Mや1200Mの方が成績が良い。ただそれ以前にヘクタープロテクター産駒がG1の掲示板に乗ったのは4頭しかいなく、しかも4着が最高着順である点が距離の問題以上に気掛かりである。因みに馬名を挙げるとプロモーション(2回)ハギノスプレンダー、マックスロゼ(5着馬降着で繰り上がり)となる。こうなると軸馬には少々…となるか。あくまで相手横一線の中に含まれる感じだ。

まぁこうしてみても分るが何が来てもおかしくないし、逆にこういうときはそのまま人気順通りなんていう事もある。私としては当然ながら大きな波乱を期待したいので、過去の連対馬傾向から外れない6枠の2頭を3着候補に上げつつ上記の馬を1頭軸ボックスにして三連複辺りでで買いたいなと思っている。

  # by mf0812 | 2004-12-12 14:24 | 競馬

大井事変、勃発

10日の大井競馬が中止、禁止薬物が原因

 10日に開催予定だった大井競馬最終日が9日夜、中止が決まり、主催者の特別区競馬組合から発表された。出走予定だった144頭のうち、約60頭が禁止薬物のカフェインとテオプロミンを含む飼料を使用していたことが分かったため。

 9日夕方に、飼料から禁止薬物の陽性反応が出たことが発覚。同日夜の時点で出走馬から陽性反応は出ていないが、10日の開催までに全出走馬の検査は不可能なことから、公正を欠く危険を予防する措置として、午後10時すぎに中止が決まった。代替開催は行わない。


上記記事は日刊スポーツから。前代未聞の大事件勃発である。よりによって明日は大井競馬ではコスモバルクが公開調教と馬体展示を行う予定であった。このタイミングでこの騒動、偶然だと思いたいが…。まぁ詳細は後ほどポツポツと分るのであろうが、それにしても前々からイロイロな事がいわれていた大井競馬場である。しかしそれにしたって、これは一体どういう事なのか。ステートジャガーの一件を思い出してしまいたくもなるこの一件。果たして故意なのか、偶発なのか、第三者による悪意なのか、それとも…、この問題の根は深そうである。

  # by mf0812 | 2004-12-10 04:27 | 競馬

ライブドア、高知競馬と提携で合意

高知競馬と提携で合意=高崎とは協議打ち切り-ライブドア

ライブドアの地方競馬参入に関して、玄人筋の受けがめちゃくちゃ悪い。私にはその理由が全く分らないが、高知競馬はこの度ライブドアと正式に業務提携を結ぶ事になったのはまずは、第1歩としていいだろう。

メディア等でライターや記者の方々が展開しているライブドア参入への否定的見解を読んでいるととても面白い。何が面白いかと言えば、そうした方々が対案として出されている地方競馬活性策がライブドア参入よりも効果が薄い上に非現実的なのが我々素人にもハッキリと分るからである。少し厳しい物言いをするならば、彼らの言葉を借りるなら“実現性希薄”だと言われるライブドアの提案よりもそれらの提案対案は、空想、幻想の領域とも言えそうな塩梅である。

しかしだ、地方競馬も一つの企業体と考えれば、“真水”を持っている企業がサポートすると言うのはとんでもなく有難い話であるのは間違いない。私も零細ながら企業を経営しているが、公にされているライブドアの提案を見ていると、こんな提携先が提供先から縛りを受けない提案というのもそうは無い。つまり提携先がアイデアはあるがお金が無くて実現不可能と思っていた提案を余り大きなリスクを抱える事無く実現できるチャンスを得た事にもなる。キャッシュフローが欲しいライブドアに取って日銭が動く競馬と言うギャンブルは魅力的、だったらそうしたライブドアの目的を噛み締めて、地方競馬サイドが利用していけばいいだけの話である。つまり今後は高知競馬の関係者のアイディア勝負になるのだ。しかも資金は潤沢なのだ、高知競馬の関係者ならハルウララに負けないような、アイデアが出て来るに違いないと思っている。

  # by mf0812 | 2004-12-09 18:17 | 競馬

ディズニー、次世代DVDでソニー陣営参加を表明

ディズニー、次世代DVDでソニー陣営参加を表明


アメリカCNNのショウビズ情報番組ザ・ビズでも紹介されていたが、土壇場でディズニーは方向性を変えブルーレイ陣営に参加した。どうやらここで自分達を高く売ろうという経営判断が働いたのではないかと言うのが、CNNのアナリストの話だが、私も同意だ。これによりギリギリまで押し込められたブルーレイ陣営がこの段階で押し切られる事はなくなった。しかし情勢はカナリ流動的で、今後突然のサプライズが起きるとも限らない。各陣営の動向に注目である。

  # by mf0812 | 2004-12-09 13:08 | ニュース・評論

グラミー賞 ノミネート発表

グラミー賞ノミネート発表

■最優秀レコード
「Let's Get It Started」 ブラック・アイド・ピーズ
「Here We Go Again」 レイ・チャールズ&ノラ・ジョーンズ
「American Idiot」 グリーン・デイ
「Heaven」 ロス・ロンリー・ボーイズ
「Yeah!」 アッシャー feat.リル・ジョン&リュダクリス

■最優秀アルバム
『Genius Loves Company』 レイ・チャールズ
『American Idiot』 グリーン・デイ
『The Diary of Alicia Keys』 アリシア・キーズ
『Confessions』 アッシャー
『The College Dropout』 カニエ・ウェスト

■最優秀ソング
「Daughters」 ジョン・メイヤー
「If I Ain't Got You」 アリシア・キーズ
「Jesus Walks」 カニエ・ウェスト
「Live Like You Were Dying」 ティム・マッグロウ
「The Reason」 フーバスタンク

■新人賞
ロス・ロンリー・ボーイズ
マルーン5
ジョシュ・ストーン
カニエ・ウェスト
グレッチェン・ウィルソン

今年もこの時期がやってきた。グラミー賞といえば権威の塊という感じがあったが、最近では大手レコード会社のプッシュの影に隠れた名曲やアーティストの発見の場という違った側面が生まれ、大変楽しみなイベントとなりつつある。私の場合最近では、アリシア・キースもジョアン・オズボーンもメイシー・グレイもこのグラミーキッカケで知るに至った次第である。

さてそこで今年のグラミーであるが、上に掲げた一覧では分り辛いがこちらのサイトを見ると細かなノミネートが閲覧出来る。ここで初めて知る曲やアルバムも多く見るだけでも今からチェックが楽しみだ。因みにジャズ部門でメインであるコンテポラリーアルバム部門では、下記のアルバムがノミネートされている。

■Best Contemporary Jazz Album

Journey
Fourplay[Bluebird]

Unspeakable
Bill Frisell[Nonesuch Records]

In Praise Of Dreams
Jan Garbarek[ECM]

The Hang
Don Grusin[Sovereign Artists]

Strength
Roy Hargrove (The RH Factor)[Verve]

この中では、Don Grusin、Roy Hargroveなどは未聴なので、これを機会に購入の予定である。各媒体で洋楽を知る機会が極端に減った今の状況では、グラミー賞は非常に貴重なアナウンス効果がある。賞を誰が取るかなんていうのには全く興味は無いが、『良質な曲の展覧会』的な意味合いとして、これキッカケでいろいろな曲を知る事になれば幸いである。

  # by mf0812 | 2004-12-09 12:47 | 音楽

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