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週刊ゴング、廃刊か?

まぁ何れこの時が来るとは思っていたが、意外と早く来たなという印象である。ミルホンネットのブログによるとプロレス雑誌の老舗「ゴング」が廃刊になるそうだ。ここ数年、会社の経営不振説が取りざたされていたが、それよりもこの会社の場合、会社の経営トップがよからぬ人物になってから、現場と衝突が起きて、名物編集長が次々に退社し、遂にはゴングの顔とも呼べる竹内宏介氏(現在病床に臥しておられます)まで離れたと聞くにいたり、いよいよかなと思っていたが、前田社長逮捕から数日でこの事態に至った処を見るとある程度規定路線だったのかもしれない。

ゴングの出版元である日本スポーツ新聞社社長である前田大作という人物が前にいたアドテックス社の社長時代に関与したとされる証券取引法違反容疑に関しては各新マスコミなどで報じられたように典型的な経済ヤクザが絡んだ経済事犯であったが、日本スポーツ新聞社とそうした闇の世界に纏わる話は、度々聞かされていたが、こうして白日の元に事実が並べられると流石に厳しいねぇ…

ただ現在プロレス業界は、巷間で言われているほど不景気でもなく、確かに好況とまでは言わないけども、それ程悪く無い循環が出来ているのだが、とにかくナンと言っても業界の大黒柱である新日本プロレスが長期低迷を続けている状況には変わりはなく、そこに寄らば大樹の形で寄り添っていた既存の組織がズブズブになり、朽ち果てていく減少が続いている。今回のゴング廃刊はその嚆矢と呼ぶべき事象であろう。これは業界の地盤沈下というよりも中心軸の移動を指し示した現象とも言えるだろう。明らかに新日が中心軸に座り築いてきた業界内部の序列と秩序が崩れてきている事を感じさせる。

しかしそんな知らせを聞いた今日の夜、BSジャパンで国際プロレスを特集したスペシャル番組を放送していたが皮肉にもその番組内でゴングの名物コーナーでありながら惜しまれつつ昨年連載が終了した菊地、門馬、竹内の重鎮記者三氏による「三者三様」のメンバーで座談会をしていてその模様をダイジェストで放送していたが、ゴング廃刊の知らせを聞いた夜にそんなメンバーによる座談会を見るなんて…、なんと言う皮肉であろうか。春近づく2月の晦日、この業界にとって、一つの時代の終焉と区切りが来たのは間違いない。

しかし個人的にはモバイルゴングにいる村上けんさくという記者の動向が気になる。この記者は現在この業界でトップクラスの筆力を持つ人だけにこのまま消えてしまうのは惜しすぎる。週プロで拾ってくれないかなぁ、切ってもいい記者一杯いるんだから、ねぇ(笑)
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  by mf0812 | 2007-02-28 20:30 | プロレス格闘技

アカデミー賞雑感

昨日アカデミー賞が行われた。硫黄島からの手紙は作品賞を逃したがそれでもこの作品の持つ輝きは色褪せない。前にも触れたがこの硫黄島2部作は両方をセットで見ないと作品の持つ意味合いが分からない。硫黄島からの手紙は全編日本語でしかも日本人の役者が演じているがこの映画はやっぱり日本映画ではなくアメリカ映画なのである。そこがこの2部作最大のポイントである。第2次世界大戦はアメリカのとって今のところ最後になる「揺ぎ無い正義に基づいて行われた戦争」であった。連合国側にこそ正義の全てがあり、枢軸国側がそれこそ今の言い方で言うなら「悪の枢軸」であり悪そのものであった。

しかしイーストウッドは、硫黄島2部作の1作目の「父親たちの星条旗」にてその正義に満ち溢れた連合国側にあった筈の正義、大義に対して疑問を呈する。そして2作目の手紙では、悪の権化であったはずの枢軸国サイドの兵士らをアメリカサイドと同じく迷い続ける生身の人間として描き、敢えて1作目では顔が映されずに匿名として描かれていた日本兵一人一人を署名入りで映し出した。

今、この映画を見るアメリカ人にとって映画内で描かれる枢軸国側の兵士の生身さに、イラクで現在進行形で進んでいる戦争がオーバーラップするのは言うまでも無いだろうし、イーストウッドの狙いもそこにある筈だろう。この2部作は、その心理描写のエグサから言えば、実は硫黄島からの手紙よりも無名の俳優らによって演じられ描かれた1作目の父親たちの星条旗の方に軍配が上がる。それ故に、余りにも生々しいが故に1作目よりも2作目にアメリカ国内の評価が集中したのではないかと私は思っている。1作目はそれを直視するには、覚醒したアメリカ人にも流石にタフだろう。

硫黄島からの手紙はアメリカからの視点であるが故に、日本の軍隊組織の描き方にやや甘さが見られる。それは軍隊組織の非道さを既に第1作目で触れているからであり、別に日本軍をキレイに描いているのは、日本兵や日本軍をヒロイックに描きたかったからではない。この2部作でイーストウッドが描きたかった事は、国家と個人の関わりに関してであり、戦争とは個人が国に縛られるものであり、国民がそれに動員される時には、国家の欺瞞が行われる、それは体制の違いに関係なく行われるのだ、という冷徹な視点だ。この2部作を通してみるとそうしたイーストウッドの狙いがより一層鮮明に伝わり、見る者の胸を打ってくる。2作目を見て感銘を受けた人で1作目を未見の方がおられれば、是非とも1作目こそ見て欲しいなと思う。
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  by mf0812 | 2007-02-26 17:27 | 映画・ドラマ

日々雑感 霧に包まれた来日理由

何ゆえにこの時期にチェイニー副大統領は日本に来たのだろうか?別に日本に来たのは防衛大臣に嫌がらせをするためとかではないだろうが、私が思うにまず一つ目は今回の6カ国協議の落とし前かな。一応日本の頭越しに北朝鮮との国交樹立の流れまで決めてしまったことへの罪滅ぼしかなと。しかしこれはそれほど大きな理由ではあるまい。何せチェイニーという人間が、謝罪の為にわざわざ極東の僻地である、アメリカの属国である日本にまで来るなど有り得ない。真の理由は他にある筈だ。

で、私が思うその答えとは「来るべき時が来たら、応援頼むよ」という事かと思われる。来るべき時とは何か?ズバリ、イランとの戦争だろう。え、イラクでも失敗しているのにイランでするかよ?と思われるだろうが、ネオコンの真髄はこういう行動様式にあるのである。詳細の説明は省くが、彼らの行動原理を研究するとこうした答えにしかならないのだ。しかもどんな戦争でもそれを行うことは一時的にでも大統領の支持率を高める効能がある。イラク戦争は負け戦だが、イラン戦争はまだ分からない戦である(というような印象操作が今なら可能だ。実際は勝ち目ゼロだけども)ダッチロールに陥った政権の浮揚策にもなろう。しかしこの戦争をおっぱじめる理由はそれ以外にもある筈。それはこの段階でイランと戦争を始めておけば、共和党が政権から落ちた後も、予算的にはチェイニーら共和党政権の大物が顧問や社長を務めるアメリカ国内の軍事産業へ手当てされる事が保証されるから、という見方である。これが妄想と言い切れないのが怖いところで、こうした行動原理の繰り返しこそがアメリカに巣食う軍産複合体の真骨頂なのである。

まぁ状況から鑑みて、よもやイランと地上戦は行わないとは思うが、空爆程度のことならイラク戦争の片手間に間違いなく行えるし実際問題として既に空軍の配置はあらかた片付いている。日本はイランとは独自の外交ルートがあり、アメリカとは違うスタンスでの付き合いがある。イランやイラク等中東とは日本は珍しくアメリカ追随ではない独自ルートがあったのだが、アメリカのポチとされた小泉はホイホイとイラクとのラインを断ち切り、その小泉のポチである安倍なら、事も無げにイランとのルートも切りそうな塩梅である。

まぁ私の思い過ごしならいいけども、チェイニーの来日にはそうしたホワイトハウスの思惑を感じられて仕方が無い。何せ、今度イランと戦争始める時は、アメリカの味方になりそうな国が我が国くらいしか見当たらないのでより一層心配でならない。
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  by mf0812 | 2007-02-24 17:25 | ニュース・評論

威光、衰えず?

猪木に嘆願書、3・18新日“復帰”も - バトルニュース : nikkansports.com

今度行われるゼロワンの靖国プロレスにも猪木が招聘されていると聞いているが、やはり猪木の名は世間的には未だに健在という事なんだろう。知名度と興行という観点からプロレスを考えれば女子プロレスが格好の研究材料になる。ジャガー横田と北斗晶を地上波テレビで見ぬ日は無いが、では、かと言って女子プロレスそのものを地上波テレビで見る機会はありますかと問われても、一般の人の答えは多分ゼロ、皆無だと思う。いや私の様なコアなプロレスファンですらCS放送で時折目にするのが精一杯で会場まで足を運んで見る機会すら殆どなくなってしまったのだから、何をか況やである。

しかしでは今の女子プロレスがレベルが下がり見るに耐えられないようなものなのかといえば、さにあらず。いやむしろ技術面から見れば昔に比して格段に上がっている。しかしそれが世間的には知れ渡らず、いやプロレスファンの間にも殆ど知られる事が無い現実。こうした状況を紐解く事でプロレスとテレビと興行の三つ巴の関係がある程度明らかになるのではないかと思っている。プロレスを語ること、興行語ること、それを突き詰めると、どうしてもテレビ論にならざるを得ない。ここを整理してからでないと、業界全体としても次への一歩を踏み出せないだろう。
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  by mf0812 | 2007-02-22 18:08 | プロレス格闘技

日々雑感 NHKとBBC

番組ねつ造:関西テレビに行政指導を検討 菅総務相-今日の話題:MSN毎日インタラクティブ

面白いデータがある。ある新聞で調査したところ、今回の騒ぎでこの番組がなくなって困りますか?という問いを投げかけたところ、質問回答者の約85%の人が「別に大して困らない」と答えたそうな。つまりは元々そんなに大騒ぎする話ではないのである。まぁこの話から地上波テレビ局における慢性的な高コスト構造の問題を論じてみるという視点が無いわけでも無いが。

が、ここまでこの報道が過熱するのは、別の意味があるからだろうと思われる。殊更ネットや活字メディアでは未だに批判が続いているが、まぁそれは事の本質からは離れた部分での意味合いが大きいからで一種の妬みや僻み、そして今流行の世の中の悪い事は全てテレビのせいみたいな風潮に見事に乗っかった部分もあるかもしれない。ただ知っている限りにおいては雑誌のいい加減さだってテレビには負けず劣らずですがね。いや下手したらテレビ以上にひどいのも侭ありますが、とにかくこうした問題は、そもそもが総務省までシャシャリ出てきて解決すべき話でもなかろうにと思うのである。

テレビの問題と言えば、こんな民放のどうでもいい番組の話でなくこの間判決が出たNHKの番組改変問題の方が大きな話だ。過日高裁で出た判決文の概要を見ると、如何にNHKが政権与党に対して腰砕けであるかを指し示している。一般の報道では何故か政権からの圧力はなかったと報じている処もあるが、あの判決文のどこをどう読めばそうなるのか、私には全く分からないのである。この件に関してはビデオニュースドットコムで詳細が報じられているので、興味のある方はそちらを参考にされたい。

昨今NHKの受信料に関して菅とか言うやたらにテレビに文句ばっかり言ってくる大臣が、義務化せよとか、はたまた安くせよとか、いろいろと横槍を入れておられるが、どうやら一部の方々は、NHK受信料義務化、違反者罰金というシステムを導入したがっているようだ。この議論の際に持ち出されるのがイギリスのBBCである。確かにBBCでは受信料は義務化され違反すると懲役刑が科せられる。

しかし面白い事にイギリス人はBBCを国営放送だとは考えていない。つまりどういう事かといえば、国民が金を払っているのだから、BBCは『国』のものでなく『国民』のものだと考えている。フォークランド紛争の時にイギリス政府を厳しく追及し保守系の新聞などに、BBCはアルゼンチンの犬だなどと罵られても、毅然とした報道を続け、国民の信を得たわけである。今回のイラク報道でもBBCは迷いながらも独自のスタンスで政府に厳しい批判を加えながら報道を続けている。

そこでNHKだ。しかし今回の裁判で明らかになった様に番組作る際に意見言われてびびってしまい、編集に編集重ねてそれに怒った制作会社には逃げられ、そうした方針に反対した現場のプロデューサーらを払いのけて、挙げ句に編集し過ぎて放送時間が余っちゃったみたいな無様なことになっているテレビ局が果たして国民のモノと言えるのかどうか、そこが問われているのである。今の状況だけ見ればBBCとNHKを比べる事はBBCにとって侮辱的行為にもなりかねない位NHKのトップの意識は低下、劣化を辿っているとしか思えない。個人的に存じ上げている事もあるが、NHKの現場サイドには、他のメディアに比しても優秀で有能な人が多いだけに、そのトップ連中のだらしなさが目立つ、残念な話である。
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  by mf0812 | 2007-02-20 17:48 | ニュース・評論

大井競馬雑感

普段地方競馬を買わない人にはどうでもいい話だと思われるが、今週から開催が始まった大井競馬は、指数で馬券を買う人間にとって極めて重要な1週間となっている。と言うのもこの2月、馬場に関して大きな変更があったからだ。大井競馬の発表によると先月の27日から今月の13日までの間、大井競馬場の本馬場改修工事を実施したという。改修の対象となったのは、内回りコースを含めた大井競馬場のコース全面であり、改修内容としては馬場のセット層調整、コーナー内側の斜度修正という事だ。

ちなみにここで言うセット層とは、クッション砂と敷かれている砂の事であり、平たく言えば細かい粒子が体積した層の事を言うそうな。この砂層を調整する事によって、競走馬の脚部への衝撃を緩和する効果があるそうだ。ひょっとすると大井としては、イギリスで試行錯誤の末作られ、今アメリカの競馬場で導入が始まった所謂「オールウェザー」と呼ばれる脚部への保護目的を主眼として作られたこの馬場を念頭に入れながら、改装工事を施したのかもしれない。まずオールウェザー導入の第1段階としての今回の全面改装の目的があるかもしれないなと勝手に邪知しているが、言うまでもなくホントの事は全く知りません。

大井で行われた前回の馬場工事は98年の同時期に行われた。この時に大井競馬では砂質の全面入れ替えが行われたとされており、アメリカのダートに近いものに変更されたとされている。この時、個人的に基準タイムを変更した記憶があるが、今回は果たしてどの様な結果になるか、その辺の見極めが大事になりそうだ。因みに今回の馬場改装では斜度の調整に関しては、水捌け改善やコーナリング改善が見込まれているそうで、6,7月開催時に良く起きる泥んこ馬場状態の慢性化の解消が見込まれそうである。

そこで昨日から馬券は買わずに大井競馬を朝イチからジックリと見ている訳だが、指数に少々の狂いを感じるところもあるが、概ね前回改装時と比してそれほど大きな変化は今の段階では感じていない。まぁ私が鈍感という事もありそうだが、取り合えず1開催を通して見終えないと、ハッキリとした事は言えないか。確かに昨日今日の馬場を見るにとここ最近の天候の割には馬場状態が前の様な田んぼみたいな状態ではなく、さして悪化していないようでもあるが今の段階で断定するには材料が足りないか。その辺含めて今週の大井競馬の動向には注目を続けたいなと思っている。
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  by mf0812 | 2007-02-19 17:49 | 競馬

『累犯障害者』 山本 譲司

累犯障害者
山本 譲司 / / 新潮社
ISBN : 4103029315
スコア選択: ※※※※※

最近読んだ本の中で一番の衝撃作は何と言っても「累犯障害者」という元民主党衆議院議員・山本譲司氏の書いたものだ。この本を読んだ後の衝撃は、そうそう拭い去れるものではなく、私は本当に己の無知さ、そして知らぬ事の怖さを思い知った。この本を読む前と読んだ後では、世の中で起きている事への問題感覚が180度変わる可能性があるかもしれない位に、とにかく今の世の中に横たわる常識を全て吹き飛ばしてしまう、そんな重く大きなテーマを抱えた本である。

作者の山本譲司氏は、彼は菅直人の公設秘書を経て都議会議員、国会議員となるが、2000年に公設秘書の給与流用の罪に問われて逮捕起訴され実刑を受けた。この時の様子は彼が本書の前に書いている「獄窓記」(TVドラマ化もされている)で詳細に記されているが、本著「累犯障害者」はその彼の獄中生活で知りえた日本社会の断面を克明に綴ったものだ。

本書によるとすべての受刑者は入所後作業の適応を調べるため知能テストを受けるという。で、まず最初の驚きは、そのテストの結果である。なんと試験を受けた全受刑者の、1/4がIQが70に満たない知的障害者であると言う事実だ。またそうした知的障害者以外にも視覚障害、聴覚障害、身体障害、更には精神障害の受刑者が数多くいて、彼らは幼年期から劣悪な生育環境に置かれ、国の福祉の埒外に放置された「福祉棄民」とも呼べる状況下で成年へと成長している人が殆どだという。彼らには当然ながら身元引受人としても受け入れてくれる福祉施設や親類もいない為、刑務所に入らなければ己の生命の存続すら危ぶまれる。それ故に司法サイドである検察官や裁判官もやむを得ず彼らを通常の人と区別する事をせず、39条を適用する事も無く、そのまま普通に受刑させている。

当然ながらそうした彼らは他者とのコミュニケーションが粗相してしまいそれ故に冤罪の被害に遭う事も侭ある。そうした具体的な事例が本書の中に書かれているがわれわれの良く知っていた事件も取り上げられてあり、衝撃の度合いを更に増させている。裁判制度の歪み、福祉行政の歪み、司法検察警察の歪み、そうした国家としての機能の歪みが、絶対的な弱者である彼らの生活に全て圧し掛かるというこの不条理。

この本を読むと、巷間飛び交う体感治安の悪化から引き出される、治安論や安全論が如何に不毛で危ういかが良く分かる。洪水の如く毎日浴びせられる事件報道の裏側にこうした日本の暗部、恥部が隠されている事を今一度我々は確認しなければならない事を痛感させられた。とにかく今早急に読まれるべき、必読の一冊である
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  by mf0812 | 2007-02-18 17:55 | 書籍

フェブラリーSを考えて

フェブラリーステークスは東京競馬場のダート1600Mで行われる。そこで今東京開催のダート1600Mの傾向を見て、そこから今週末の結果を推測したい。まず馬場差の推移から見たいのだが、今東京開催は先週までプラスの馬場差で推移している。グリーンチャンネルで放送している馬場差推移によれば、1,2日目がプラス0.6秒、3,4日目が+0.2秒、5,6日目が+0.1秒という感じになっている。高速馬場設定になる事が多い東京のダートコースだが、今年は今の所まではそうした傾向は伺えない。それが理由かどうかは分からぬが、通常時と比して連対馬の種牡馬傾向に変化が出ているようであるが、今週末は天候に不安があるし、G1となればその馬場設定は先週までとは変わって来るのではないかと予想している。ダートG1で指数予想が難しいのは、このG1時の馬場設定が読みきれない、通常とは違いすぎる、という点ではないかと邪知しているのだけど、まぁ真偽の程は分からないが。

さて通常はダートレースでは種牡馬に余り拘らずに予想しているのだが(それはダートレースの場合、芝とは違い路盤の構成や設定に大きな変化が出にくいと見ているから)今回の様な難解なレースの場合、手持ちのカードで頼れそうな要素は何でも使おうと言う事で、今開催の東京1600Mの連対種牡馬傾向を見ると、ヴァイスリージェンド系やストームバード系というノーザンダンサーの血を介したアメリカダート血脈を持つ馬が好走をしている様だ。今回のメンツで言うとサンライズバッカス、シーキングの2頭の3頭になる。

私は基本的に地方交流重賞を含めてダートのグレ-ドレースでは、勢いよりも格、近走着順よりも実績という優先順位で予想を組み立てているが、毎年フェブラリーステークスはどうにもこの法則が通用しないので(毎年毎年馬券を外しまくっているので)今年は少し考えを改めて(今まで気付かなかったというのも情けないが)連対種牡馬に頼ってみようかなと。となれば鞍上含めてサンライズバッカスが面白そうかな。取り合えず欧州よりは北米タイプの種牡馬の馬を取りたいなと。余り深く考えてもどうせ無駄な鉄砲になるので、基本的にサンライズバッカスの単複馬券を中心にして買い目を考えたいなと思っている。
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  by mf0812 | 2007-02-15 17:01 | 競馬

日々雑感 BLIND FAITH

昨日の国会で社民党の保坂氏が例の裁判官制度広報に於けるフォーラムのサクラ動員に関して驚くべき事実を明るみにしている。内容の詳細は氏のブログを参照していただきたいが、簡単に言えば例のタウンミーティング請負契約の際に交わされた書類は、日付が虚偽である可能性が強く、事後的に「さかのぼり契約」されていた可能性が高いと言う。つまり最高裁と各地の新聞社が共催した今回の裁判員制度全国フォーラムは、無契約の状態で進行し総計1万8061人を動員し、同事業の終了時にまで推移したという疑いが強い。そして事業終了時になって見積書と契約書が作成されその金額のままに1円たりともも違わない請求書(なんと最高裁とこの企画の責任社である電通が出している見積、契約書等類の全てが同一の金額となっている)が作られたという事になる。

つまり、ありていに言えばだ、なんと法の番人である我が国最高の司法機関である最高裁判所がこうした偽装契約、取引の片棒を担いでいたという話である。これって結構トンでもない話だと思うのだが、夕方、そして夜中のニュースを見ていても(まぁ全ての報道番組をチェックしていたわけではないので断言は出来ないが)全く触れられていなかった。悲しい話である。

まぁこういう話を聞くにつけ思うのは、よく国民の知らぬ間に生活に直結するような重要法案が国会で成立していることがあるけども、それって実は単なる伝える側の不勉強さや、単なる見落としなんではないか?と素朴な疑問が先に立つのである。この話だって保坂氏のブログで知らなければそのまま闇に消えていた話だもんなぁ。確かに地上波のニュース番組にはいろいろな制約があるのは一定の理解はするけども、こうした事の積み重ねが現実を歪めてしまう危険性は消えない。そもそも報道番組のメインキャスターなる人物が首相の補佐官と夜の街で酒席を持ち、首相が彼が司会している番組のファンだといわれてのぼせ上がって、その後官邸に赴き、首相を激励したとかいう信じられない話を聞くに、やるせなくなる。

でもまぁ冷静に考えれば報道番組の司会者が堂々とテレビでCMに出ていてもそれが全く批判されないし(当の御本人も自省の欠片も無いようだし)まぁ何を言っても仕方ないのかな。まぁ所詮は官製談合で問題となった水道会社の経営に関わっているのに自分の過去を棚に上げ官僚ふざけるなとカメラ目線でタンカ切っちゃうと言う図太い神経の持ち主だからねぇ。まぁこうした空気感の中では地上波テレビのニュース番組の充実はなかなか思うようにはいかないのだろう。
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  by mf0812 | 2007-02-14 02:46 | ニュース・評論

『テイキング・ザ・ロング・ウェイ』 ディクシー・チックス

テイキング・ザ・ロング・ウェイ
ディクシー・チックス / / ソニーミュージックエンタテインメント
ISBN : B000F9UE34
スコア選択: ※※※※※

今日行われたアメリカレコード業界最大のイベントであるグラミー賞はディクシー・チックスが主要三部門を含む合計5部門を受賞した。グラミーもそしてアカデミー賞もその時代時代の空気を反映するが、ディクシー・チックスが主要部門を受賞した事実は、アメリカ国内の空気が変わった事を如実に表している。

ディクシー・チックスは2003年イギリスでのコンサート中に「ブッシュ大統領が自分と同じテキサス州出身であることを恥ずかしく思う」と発言。この発言をキッカケにして彼女ら保守系の人々を中心にして全米から批判を浴び一部のラジオ局がグループの曲をボイコットする騒ぎに。そしてついに彼女らを殺せという脅迫騒ぎにまで事態は発展した。当時9.11後遺症の中にいたアメリカで彼女らの主張はリベラル層の間でもなかなか受け入れられず彼女らは孤立無援の状態になった。

それが4年という月日を経て、彼女らがグラミー賞で主要部門を独占するという現実。あの発言後、アメリカ国内の大きなイベントに彼女らが出ると起きたブーイングと怒号の飛び交う景色。そして今日、彼女らが会場全体から賞賛を浴びている景色。どの景色も現実のアメリカを切り取っている事に違いは無い。彼女らを吊るし上げたアメリカも、彼女らを称えるアメリカも同じアメリカなのである。

最優秀レコード賞受賞後のスピーチでリードボーカルのナタリーが「もう賢いこというのは止めておくわ」と言ったその言葉の「重さ」がズシンと胸に来る。イラク戦争は間違いだったという、今では共和党の議員までもが口にする、そんな当たり前の言葉を彼女らは、世間が覚醒する前に大衆の面前で表明しただけで命まで狙われる理不尽さを味わってしまった。

今日最優秀レコード賞を受賞した楽曲「ノット・レディ・トゥ・メイク・ナイス」(=まだまだ私たちはいい人なんかにはなれない!)のPVは、キリスト教における異端者の審問を三人が受けるというショッキングな内容となっている。正に全米中から魔女狩りにあった彼女らの受けた苦しみを表す映像だ。彼女らはこの曲の中でこう繰り返す。

♪「許す」、とてもいい言葉ね 「忘れなさい」私にはまだできない。時がすべてを癒すというけれど、私の痛みはまだ消えはしないのだから

名もなき群集から受けた理不尽さに戦争の本当の恐怖を見る彼女らの冷静な視点に私は痺れる、未だ闘いの炎を燃やし続ける彼女らの、今回の受賞を心から嬉しく思う。そして今回受賞対象となったアルバム「テイキング・ザ・ロング・ウェイ」を一人でも多くの人に聞いて欲しい。


<追伸>
式典は素晴らしかったし、内容も良かったんだが、何よりWOWOWの中継方法が今年は最悪だった。まずキムタクのゲストが邪魔だよ(別にキムタクはキライではないが、今回ばかりは明らかにミスキャストだよ。あれじゃ逆に彼が可哀想だ)というかピーターバラカンさんでいいじゃないか、ゲストはさ。

しかも今年のグラミーはディクシー・チックスが賞をさらっていった。彼女らが受賞するという事は、必然としてイラク戦争以降のアメリカ国内の政治や社会、いや文化の問題まで触れざるを得ない。今年のグラミーは重いテーマを背負っていたのだから、詳細を説明しないとさ…。カビラさん一人でやったほうが良かったわね。

いつものWOWOWらしくない作りでホントに残念。ワケの分からんベットとかしちゃってからに…。とにかく今回の番組担当制作者には猛省を即したい気分である。
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  by mf0812 | 2007-02-12 15:42 | 音楽

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