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分岐点

日本テレビが巨人戦中継を大幅に削減 - 芸能ニュース : nikkansports.com

日本テレビでは10年程前に、まだ長嶋政権時代の話であるが、ジャイアンツ戦の分析を行いある結論に至ったという噂話を聞いた事がある。それは「野球もサッカーの様な地域密着型の方向にシフトしないと20年後には地盤沈下しかねない」提案よりも10年早くその事態が来た訳だが、日テレの野球中継の現場ではテレビや雑誌で「読売」の名前が出るたびに苦虫を噛み潰していたという。局内で極秘裏に行われた世論調査でジャイアンツ人気の低下の理由として上位に挙げられていたのが「読売の存在」であり「ナベツネの存在」であったからだ。

実は10年前の分析の結果、日テレの現場サイドでは巨人中心主義から変更していこうと言う事でスポーツ系以外の番組でもそれをシフトさせていくことになりその象徴としてのキャッチフレーズとして考えたのが長嶋監督が大きく写るポスターに大きなバツが書かれた「巨人を棄てる」という刺激的なコピーだった。

しかしこうした方針、指針は結局読売上層部の不快感表明により全部吹き飛んだ。日テレスポーツ班現場サイドに根強くある読売不信はこの時がキッカケじゃないかと、如何にも事情を知っているという自称テレビ局関係者に話を聞いたがまぁ彼の話を半分に聞いたとしてもだ、現実問題として去年だか一昨年だかにあった日テレの放送時間短縮要請を読売サイドが却下した段階でこうした惨状になる事は現場は分かっていたわけで腹の底では「だから言わないこっちゃない」と思っているんじゃないのかな。

因みに今日の株式市場では巨人戦の放送削減を好感して個人投資家を中心にして株が買われまくり、日テレの株価が急上昇しているが、何とも皮肉な現象である。

さてこのニュースを報じる夕刊フジには次のような一節があった「かつては国民を熱狂させたプロレスが、ゴールデンタイムで中継されないようになり、今や一部のマニアしか見ないものになってしまった。巨人もプロレスと同じ道をたどってしまうのか。今回の中継減が、その第一歩になりかねない」

大きなお世話である。では聞こう。テレビのゴールデンタイムで連日放送されたバレーボールの国内リーグはメジャーなのか?実はこの、テレビのゴールデンタイム放映=メジャー興行、という広告代理店がこしらえた共同幻想めいた図式とどう向き合うのか、どう接するのか、90年代以降のプロレスの歴史はこの幻想との戦いの歴史でもある。

新日本プロレスが最高に利益を上げた時代は、既に地上波のゴールデンプライムタイムから撤退していた時である。今の新日しか知らぬ他人には冗談にしか聞こえないだろうが、当時の新日は、エンターテインメント興行団体としては世界中でもトップ5に入ろうかという経営規模を誇っていたのである。しかしその後の新日はオポジション団体の設定を間違えて、創業者猪木も暴走をはじめ、徐々に自壊していった。

野球が「興行」として生き残る道を考える時に、この新日の辿った道ほど参考になるものは無いだろう。ゴールデンプライム幻想からの脱却と興行第1主義の徹底、これが出来るか出来ないか、野球の今後はそこに全てが掛かっている。
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  by mf0812 | 2006-12-15 17:38 | スポーツ

他所を笑っている場合ではない

年末の男祭り参戦予定であったミルコ・クロコップの欠場が決まったという。最近になりヒョードルも怪我の影響で出場微妙という噂まで聞こえてくる。目玉カードの一つとして考えられていた吉田vs藤田も消滅したらしく、今日になり田村潔vs美濃輪という試合が発表されたが、巷間聞こえてくるようにDSEはマッチメイクに苦闘しているようだ。

しかし最近の総格の試合やその過程を見ていると、どうにも違和感を感じざるを得ない。それは何かといえば「覚悟」が全く見えないからである。かつてプロレスになくて総格にあるもの、それは「殺しの香り」だと誰かが言ったが、今の総格にそんな殺伐とした香りなど全く伝わってこない。嫌味を言えば現状の保身力と金の匂いはするけどね。

一昨日発表されたプロレス大賞に関してあるブログで「今更プロレスでも無いだろう、もうプロレス大賞は廃止にしてしまいマット界大賞を制定したらどうか」と提言していた。ブログの主によると、今年のMVPはミルコが相応しいとのことであるが、この何とも言えない世間ズレした感覚が実は昨今の総合格闘技の全体的な地盤沈下を端的に表している。

言っておくが、ジャンルのキャパシティーとして総合格闘技がプロレスよりも大きいと思っているのは、格闘技ファンだけである。よく比較の問題として総格に比してプロレスが世間に届いていないと揶揄し嘲笑する傾向があるが、俯瞰で見た場合、興行論として今のプライド、K-1に年間7回の武道館興行を打てるだけの地力があるかといわれたらノーだろう。年間の観客動員数は圧倒的にプロレス興行のほうが上なのである。数字として単純に見ればてプロレスのほうが地力があるのだ。確かにプライドとK-1には、テレビ局などの大手資本による広告戦略と共に巨額なバジェッドが動いているが、その2つの組織以外にそうした金額が少量でも還流されているかといわれればノーである。あくまでも特殊な2つの例があるだけでジャンル全体の総合力とは何らイコールにはならない。後楽園ホールで行われるキックの興行では観客の大多数が関係者で占められ、いわゆるチケットぴあなどの販売店でなく、身内縁故関係者によりチケットが売られている旧態依然のスタイルが主である。グッズ売り場があるわけでも無い殺伐としたロビーの風景など、その景色はプロレスの地方興行以下なのが現実なのである。

つまり昔プロレス業界が陥った、世間に届く=地上波ゴールデンに流れる、という大手資本側が作り上げたある意味において幻想にも近いこの構図に総格の2トップも囚われている以上、その幻影の影響下にい続けなければならないのだ。フジテレビが離れた今のPRIDE興行にメジャープロレス団体以上の興行力があるのかと言われると、案外結構微妙であったりするのが、昨今総格のトップの現場が突きつけられている現実である。

例えばこの間行われたPRIDEの弟分興行である武士道などは、観客動員的に見てもかなり苦しく、しかもその試合内容に関して、どれだけ世間に届いているのか?と言われたならば、プロレスとは大差ない、いやノアや新日以下の注目度でしかない。。PRIDE、K-1という看板が外れたら下手を打てば仙台女子プロ以下の訴求力しかもてないかもしれない、という危機感を業界として共有しているのであろうか、甚だ疑問なのである。総格業界がファン関係者含めてプロレスをバカにしているうちに、業界のパワーがいつの間にかそのプロレス以下の地肩しかなくなっているという厳然たる事実に今一度向き合う必要があるのではないか?というのが、プロレスも、総合格闘技も、両方好きな私の素直な心情である。
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  by mf0812 | 2006-12-14 06:24 | プロレス格闘技

ドーム興行、全試合決定

新日全日の合同興行である1月4日のドーム大会のカードが発表になった

第1試合 
渕、サムライ、田口vs菊タロー、荒谷、雷陣
第2試合
邪道、外道vsNOSAWA、MAZADA
第3試合
真壁、矢野、石井vsディーロ、ブキャナン、トムコ
第4試合
長州、中西、飯塚、山本vsTARU、諏訪魔、RO’Z、バーナード
第5試合
金本、タイガー、井上、カズ、TAKAみちのくvsライガー、稔、ミラノコレクションAT、近藤修司、ブラザーヤッシー

第6試合
中邑vs川田

第7試合 三冠ヘビー級選手権試合
鈴木みのるvs永田裕司

第8試合 IWGPヘビー級選手権試合
棚橋弘至vs太陽ケア

第9試合 スペシャルタッグマッチ
蝶野、武藤vs天山、小島

正に新日と全日が全てを出し切ったカードを組んできた訳だが、メインが蝶野武藤とテンコジになったのはまぁ安定性を考えたら止むを得ないか。流石に両国ならいざ知らずドームのメインで棚橋vsケアはデンジャーであるw さりげなく第5試合で闘龍門大集合みたいな感じになっているのにも注目であるが個人的には中邑vs川田に期待している。巷間云われているほど最近の中邑は悪くないので、この大舞台では思い切りプロレスをして貰いたい。相手にとって不足は無いだろう。そして何よりも三沢の頑張りを見た後だけにここで川田がいまだ錆びていない所を見せて頂きたいものである。

因みに今日発表されたプロレス大賞は以下のようになっている。個人的にほぼ不満は無いが、女子プロ部門に関しては息吹主宰の吉田かNEOの田村にあげても良かったのではないかと思っている。ただ投票権を持っているスポーツ紙の記者らが不勉強のため女子プロに関して全く知識が無いと思われるので仕方ないか…。参考までに今回から選考委員になった内館牧子氏は仙台女子プロを立ち上げた里村に「開拓賞」という意味を込めて1票を投じている。流石であるw

今回の賞の結果を見ると狙ったわけではないのかもしれないが見事なまでにバランスの取れた振り分けである。KENTAや杉浦、そして東郷の名前があればもっと良かったかなとも思うが、賞の枠がこれしかないので、それは書くプロレス雑誌が選定する賞のほうに期待しよう。

MVP 鈴木みのる
ベストバウト 丸藤vsKENTA(10月武道館)
タッグ ブードゥーマーダーズ
殊勲 丸藤正道
敢闘 棚橋弘至
技能 CIMA
新人 HG
話題 メカマミー
功労 大木金太郎、ブラックキャット、ラッシャー木村、永源遥
カムバック賞 高山善広
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  by mf0812 | 2006-12-14 04:55 | プロレス格闘技

虎は死なず

立錐の余地なき武道館に響き渡る大三沢コール。それは、郷愁の叫びではなく願い。時代が終ることを惜しむ痛恨の願い。同情ではないプロレスに全てを捧げた男への感謝の咆哮。挑戦者として迎えるのは最後になるであろうケジメの一戦。観客は三沢の名を叫び、その戦いを見つめ、祈った。

丸藤と三沢の互角の勝負。試合に緊迫感を齎せたのは、三沢による丸藤への四天王プロレス伝達式に終らなかったからだろう。丸藤が見せた試合序盤の徹底した脚攻めとグランドの展開に彼のオリジナルスタイルを見て取る。師匠相手に小川良成イズムをアレンジした己のスタイルを貫き試合を構築する丸藤の“重さ”とそれを受け止めきる三沢の“軽さ”の交差が心地よい時間を生み出す。これぞノアのスタンダードとも言える濃密の序盤戦にこの試合の真価が隠されていた。

中盤以降はこれぞGHCヘビーという試合展開になり、シーソーゲームのその結果試合は三沢が伝家の宝刀雪崩式のエメラルドフロウジョンを抜き、丸藤は陥落。王座は移動した。

しかしだ、これにより時計の針は戻ったのであろうか? 否、それは違うだろう。時計の針は戻らない。丸藤の時代は変わらずに進み続ける。しかしその一方で、三沢の時代が終わりを告げるにはまだ早いと、プロレスの神様はそう告げたのである。今日会場に響いていた大三沢コールは、観客が丸藤の強さを、巧みさを認識していたからこそ発せられたのである。

いずれ三沢の時計の針が止まる時が来るだろう。もしかしたら、それは思いの他早く来るかもしれない。来月の武道館、次期挑戦者として今年のノアで最大の成長株である和製モンスター森嶋が決定的になった。今の森嶋を見ていたら、そこで王座移動があっても何らおかしくない。しかしだ、その身をプロレスに捧げた男がほんのひと時、全てが報われる時を迎えたっていいじゃないか。神様は三沢に最後のご褒美を与えたのだ。

今日で全てが終る、今日で全てが変わる、

今日で全てが報われる、

そして…

今日で全てが始まるのだ。

12月10日 ノア日本武道館大会
  
GHCヘビー級選手権試合 60分1本勝負
(王者)●丸藤正道 VS(挑戦者)○三沢光晴
25分32秒 雪崩式エメラルドフロウジョン
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  by mf0812 | 2006-12-11 03:44 | プロレス格闘技

報道格差

友人の看護士の人に聞いた。彼女が言うに最近躁鬱病の患者が多いそうだ。で、聞かれた。どんな職業の人が多いと思うか?で、彼女の答えを聞き納得。答えは「学校の先生」やっぱりである。

上から(校長や生徒の親)下から(生徒)突き上げをくらい最近はマスコミからも激しく当たられる。大体教師になる人なんていうのは、私なんかとは違い生真面目な人が多いだろう。抑うつになりやすい気質の人が多そうだ。閉鎖された教室という空間で、抑うつに悩まされる教師と閉塞感に苛まれる子供達。まぁまともな状況ではないか。

そもそも教育基本法は、その法案立案者が参考にしたのは福沢諭吉の「学問ノススメ」であったそうな。この基本法は不当な支配から教育現場を守ろう、というのが法律の骨の部分である。つまり戦前戦争中の反省から、教育現場への公権力の介入を防ぐ、というのが法律の骨子であった。

だから法律に従うなら政府も文部科学省も日教組も教育の現場に権力を行使する形で介入してはいけないのだ。しかし現実は、学習指導要領や教科書検定などで公権力は教育現場に介入し続け、教職員組合も圧力行使という形で教育現場を自分達の闘争の道具に利用してきた。つまり形を変えて常に教育現場には様々な不当な支配が行われようとしていた訳だ。しかし教育基本法があるから、ギリギリのラインでどうにか踏み止まってきたともいえるわけである。今回の法改正はある部分で文部官僚の長年の宿願といわれている。つまりこの改正法案が通れば、大手を振って公権力が教育現場に何の躊躇いもなく踏み込んでいけるからだ。

今の政権で行われている教育再生会議なるピントのボケた素っ頓狂な会議では「国が教育を統治する」というお題目を唱えている。正に文部官僚のシナリオどおりに事が進んでいるわけだが、この会議に参加している人々はこんな馬鹿げた提案をしながら誇らしげに教育改革をしていると思ってらっしゃるらしい。何ともオメデタイ人らであるが、因みにタウンミーティングでせっせとヤラセをしていた文部官僚と教育基本法改正案の骨子をまとめた官僚は同じチームである。ニュースではどこも伝えていない事実だが、この話は驚くことにちゃんと国会で話されたことで、しかも政府は認めている話でもある。基本法改正案を作成していた官僚が改正を求めるを質問をつくり、質問させ、広告代理店や関係者に多額の謝礼を払って一件落着。テレビのバラエティー番組でのやらせ問題にはあんなにバカみたいに騒ぐのに、こんな重要な問題は、行列の出来る寿司屋の話よりも軽く扱われるのがこの国の現実である。

松坂の交渉問題に時間を割く暇があるなら、こんな大事な事をどうしてきちんと伝えられないのか。メディアの壊死は結果的に何を齎すのか、年金が貰えない80歳過ぎた老夫婦が必死に缶拾いをして生計を立てている模様を映すNHKのドキュメンタリーを見ながら、募る陰鬱な想いが私の心に重く圧し掛かる。
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  by mf0812 | 2006-12-10 23:48 | ニュース・評論

運命の1.4

スペシャルタッグマッチ
武藤敬司&蝶野正洋 VS 天山広吉&小島聡

IWGPヘビー級選手権
棚橋弘至 VS 中邑真輔の勝者 VS 太陽ケア

三冠ヘビー級選手権試合
鈴木みのる VS 永田裕志

今日までに決まった来月4日に行われるユークスプレゼンツ東京ドーム大会のカードだ。今回のドームは、自らの存在感を示す為(存在意義を証明する為とも言えるか)サイモン猪木社長の意を受けた岩沢敏雄力道山OB会事務局長が尽力し両団体を纏め上げた。

岩沢氏といえば古くは「力道山13回忌追善興行」や最近ではゴング主催のインディーサミットなんかでも裏方で随分と根回しなどをしている、この業界では名の知れた興行師である。日本スポーツ出版社が興行部門を取り仕切るという噂が出た時にもこのお方の名前をどこかで散見したが、岩沢氏は最近では闘魂ショップの経営なども引き受けておりある意味新日を陰で支えている重要なお人だ。こうした人が懸命に走り回ってどうにか両団体の間を取り持ち、今回の興行を行えるようになったのが真相の様である。比較的カードがスムーズに発表されているのもこうした新日の埒外にいる第三者が主導権を握っているからこそ成しえている訳で、ある意味新日単体でのドーム興行開催は事実上不可能になっているとも言えるかと。まぁ皮肉な現象であるが。

これでジュニアのカードが決まれば(今のところカズハヤシ&タイガーマスク VS 稔&望月辺りが内定)かなり充実したマッチメイクになりそうである。岩沢氏が絡んでいる以上ある程度インディーの団体も顔を見せるだろうし、元闘龍門の連中や独自路線追求していたドラゲーも最近は新日と積極的に絡んでいるし、ここはノア以外全員集合みたいな正にオールスター興行になる感じである。新日も全日も勝負を賭けてきた。それ故に運命をメジャー団体に托生するプロレスメディアがみんな揃ってこのドーム大会を盛り上げようとする意識が紙面から痛いほど伝わってくる。既にノアという団体はプロレス活字メディアの埒外にいる団体なのでメディアにとってはノアの浮沈は自社の浮沈とはリンクしないし、ノア自体にも影響を及ぼさない。相互依存関係にあるプロレス団体とプロレス活字メディアの“共犯関係”は正月まで続くだろう。

ただこれで今回のドーム興行が見事にコケたら流石に…だろうなぁ。2月にある両国大会もままならぬ事態に突入するのは間違いない。ある意味において、今度のドームは新日と全日、そしてプロレス活字メディアらの生殺与奪権を握る大会になりそうである。
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  by mf0812 | 2006-12-06 03:43 | プロレス格闘技

ばんえい競馬について少しだけ考える

ばんえい競馬の存廃問題が俄かに騒がしくなってきている。ネットで北海道で最大の“権力”を有するメディアである北海道新聞を読んでみると、もう廃止決定の動きは止まらない感じであったが、ここにきて急転直下、大手企業が支援を申し出た。その会社名は、今日ニュースなどで発表されていたが岩手競馬支援などでも名乗りを上げたソフトバンクであるが、実はまだ社名は表に出てこないがある大手企業も支援を表明している。取り合えずはソフトバンク1社に業務委託を任せた後に、その大手企業も参入しソフトバンクの独占参入ではなくその企業も入った上での再建がリスクヘッジの面から考えてもベターな選択だろう。ソフトバンク独占では廃止の危険性が去った事にはならないだろう。

ばんえい競馬の存廃問題が極めて重要なのはばんえいも道営も根っこは同じであるからだ。ばんえいが廃止となれば、次は道営競馬になるのは明白である。そしてそれはひいては中央競馬にも繋がる話となりそうで決して対岸の火事話ではないだろう。さてこうした公営ギャンブル存廃問題のキモは、地方自治体そのものの経営能力の著しい欠如と当事者能力の欠落であろう。今回のばんえいで言うなら当該自治体である4つの市とその経営母体であった組合の統治能力の絶望的な非力さを責めるのが筋であるが、筋論を通している内にばんえい競馬そのものが消えてしまうわけで、取り合えず緊急避難的な意味合いで今回のソフトバンクの支援は素直に受け取ったほうが得策なんだろう。

競馬界的に言うなら、今回の処理方法を一つのケーススタディーとして低迷続く公営ギャンブルを、上手く民間の力を借りて自立させていけるパターンを組めれば極めて有効的であろう。そう言う意味でもソフトバンクの支援も大事だが噂されているもう一つの企業の参入もソフトバンクの支援以上に大事な事になる。既にこうした公営ギャンブルの民間への委譲というパターンは確か浜松オートで行われたと思ったが、競馬の世界でも上手く成功してくれればなと。かみのやまやうつのみやの悲劇をこれ以上繰り返してはならない、関係者の必死の努力が求められている。まぁ私に出来る事といえば署名運動に参加することと、今まで同様馬券で参加することだけであるが。
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  by mf0812 | 2006-12-03 03:47 | 競馬

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