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カテゴリ:ニュース・評論( 108 )

 

メモ

読売社員が自宅で変死…後ろ手に手錠、口の中に靴下
ZAKZAK

警察の主張は、この人にはSMの趣向があり、一人でプレイをして楽しんでいたところ死んでしまったという事らしい。

ホントかよ。

因みにこの人が今まで書いた原稿を検索して読んでみたが総務省担当の記者で讀賣新聞にしては珍しく郵政民営化反対の論陣を張っていたようだ。最近、郵政民営化などの小泉竹中経済路線に否定的だった某大学教授は痴漢犯にされているが、まぁ偶然かどうかは知らぬが何となく同じテイストを感じたので、記録しておく事にしてみた。深い意味はございません。
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  by mf0812 | 2007-04-08 03:21 | ニュース・評論

アビス

今日の報道ステーションで神戸連続児童殺傷事件の遺族の方がVTRで出演なさっていた。あの事件から約10年の月日が経つか…。この事件に関しては個人的な思い出がある。余り大きな声で言う気がないが、2度目の大学生時代に同じゼミで知り合ったルポライターに頼まれてこの事件の資料を集めたり、事件の調査の手伝いをした事がある。結局その手伝いは形となって残らず徒労だけが刻まれたが、個人的にその時抱いた感触として、どうしても拭いされないモノがある。

今までこの事件をどこでも触れなかったのは…まぁ表だって書くのが憚れる事件でもあるし、例の革マル派の連中みたいな妄想者と思われるのもアレなので…でも、やっぱり、どうしても拭い切れないのだ、ある疑問を。

凶器からも、犯行現場とされる場所からも、そして切り落とした頭部を置いていた彼の家からも、調書に書かれている犯行に関係する箇所からは全く血液反応が出なかった事実、矛盾だらけの実況検分の結果、そしてあの高度な文章構成力を持った犯行声明文の全文を読ませられるとね…。

彼が犯人なのか、冤罪なのかは私は分からないし、知らない。

でも

文藝春秋がスクープした例の供述調書に書かれていることは全部嘘だ、と言うのは私にも分かる。あの調書通りに犯罪が行われなかったことだけは、素人の私にも断言できる。彼がやったにせよ、やっていないにせよ、あの事件の真相は未だに解明されていないのだけは変わりない。

冤罪には大まかに言って二種類ある。本当にやっていないのにやったとされる場合と、本当にやっているのだが警察や検察の取調べ、捜査方法に法的不備があり、法的手続き上での冤罪。もしも神戸のこの事件が冤罪であるとするなら、皮肉なことに両方の理由ともその条件を満たしているという事になるが、今となっては何をどうすることも出来ないだろう。

真実は常に深淵の中にある。

因みに当時、実は世田谷であった、有名な殺人事件も調査の手伝いをしていた。その中で知ったある疑いも忘れられない。当時は「嘘だろうな」「なんかの拍子に尾ひれの付いたうわさ話だな」「まぁよくある作り話だな」と思っていたが、最近になりあるニュースを見て「まさか…マジだったのかな」と思うに…。まぁ何事も疑い深く考えてはいけないな、きっと、多分…。しかしどうにも…いや、ウワサだなやっぱり。


因みにどのニュースだったかと言うとこれである。

世田谷区の一家4人殺害、警部補が報告書ねつ造(2006/5/23)

警視庁小平署地域課の警部補(57)が、東京都世田谷区で会社員宮沢みきおさん(当時44歳)一家4人が殺害された事件(2000年12月)の捜査に当たった成城署特捜本部に在籍していた当時、聞き込み捜査で虚偽の報告書を作成したとして、警視庁は12日、虚偽有印公文書作成・同行使の疑いでこの警部補を書類送検し、3か月の停職処分にした。警部補は同日、辞職した。特捜本部が最近になって改めて聞き込みし、虚偽が判明した。(読売新聞)


しかしこのニュースは意外な形で結末を迎える。

元警部補を起訴猶予=世田谷一家殺害で虚偽報告-東京地検

東京都世田谷区の一家4人殺害事件でうその捜査報告書を作成したとして、虚偽有印公文書作成などの容疑で書類送検された元警視庁警部補(57)について、東京地検は22日、起訴猶予処分とした。元警部補は5月12日、停職3カ月の懲戒処分を受け、辞職している。

調べによると、元警部補は成城署捜査本部の捜査員だった2001年5月から04年6月までの間、住民に聞き込みしたとするうその捜査報告書計35通を作成。自分や妻の指紋を添付し、指紋採取で住民の協力を得たように装っていた。(時事通信)


この2つのニュースの裏にあるものに、私はある胸騒ぎを感じている。ポイントのキーワードは『成城署』だ。まぁだからと言ってどうなるものではないが。私の個人的な考えを言わせて貰えばあの事件が起きた後、一番大事なニュースはこれだったと思っている。


一家4人殺害 手にけがの男聴取 以前出入りの22歳 都内病院で3日に治療 (2001年01月10日 東京夕刊)

 東京都世田谷区の会社員、宮沢みきおさん(四四)一家四人が、殺害され先月三十一日に見つかった事件で、宮沢さん宅に出入りしたことのある二十二歳の男性が手にけがをし、病院で治療を受けていたことが分かり、警視庁成城署捜査本部は十日にも、この男性から事情を聴く。宮沢さんらを惨殺した犯人は手にけがをした可能性が高く、現場に残されていた犯人のものとみられる血液はA型で、この男性の血液型と照合する。

 調べによると、この男性が都内の総合病院を訪れたのは今月三日。右手の親指と人さし指の間を切っていて、医師の治療を受けた。この日、都内の医療機関は正月休みだったが、男性が治療を受けた病院は救急の指定を受け、緊急の患者には対応していた。

捜査本部は現場検証を行い、採取した血液を鑑定したところ、宮沢さんら一家四人のものとは異なるA型の血液が含まれていることが判明。さらに、室内からは血染めの指紋も採取されたことなどから、A型の犯人がみきおさんら四人を殺害する際、手のひらにけがを負っていたとみていた。

犯人のけがは遺留血液の量から重傷とみられたため、捜査本部は都内の医療機関に対し、事件後に手の治療を受けた者がいないか照会したところ、都内に住む二十二歳の男性が浮上した。

捜査本部はこれまで、現場に残されていたLサイズの男性向けトレーナーの販路を追跡、都内では杉並区内の一店で、昨年八-十二月に数枚しか販売されていなかったことをつかみ、購入者の特定を進めた。また、一階から三階まで部屋中に横じま模様の運動靴の足跡が残されており、靴の種類を数タイプにまで絞り込むなど、遺留品の流通ルートからも犯人の割り出しを急いでいる。

みきおさんは東大農学部を卒業後、アニメ制作などに携わり平成十年から現在の英国系コンサルティング会社に勤務していた。泰子さんは自宅で「公文式」教室を開設し、小中学生ら四十五人前後に英数国の三教科を教えていた。アシスタントとしてアルバイト講師を数人雇っていた。



このアルバイト講師と成城署、この2つのキーワードを結びつけるもの、そこに何かが隠されていると当時は思っていたなと、ふと思い出した。過去の記憶が蘇る、そんな四月の初旬である。
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  by mf0812 | 2007-04-06 04:18 | ニュース・評論

日々雑感 ~タミフルその後~

タミフルの件はこの日記で数回触れているが、例のラムズフェルドとの怪しげな関係を大手マスコミもようやく書き始めてきた。私としてはまだまだツッコミが足りないと思うのだが、何よりも怪しいのはこの間のチェイニー来日である。来日時の交渉で何が話し合われたのか良く分からぬが、その後新聞等で情報をいろいろと精査してみると、あのドサクサ紛れに何故だか知らぬが、日本はアメリカからタミフルを300万トンも常備する旨を約束しているんだが、この事実を皆さん御存知であろうか。

アメリカの売薬を積極的に買って欲しいというのは例のアメリカ政府による年次改革要望書という名の日本への要求書にキッチリと書かれている。私は十数日前にこの日記で「どうしてチェイニーはあの時期に日本に来たのか良く分からない」と書いたが、もしかしたらこのタミフルの大量売りつけが目的だったんじゃないのか?と疑いたくもなる。私の妄想かもしれないが、参院で予算案通るまで厚生省が副作用話を逃げていたような気がしてならないのだが…。実はあの副作用のデータもいい加減でよく話を聞くと、データの集積期間にカラクリがあったらしく、最近になりデータの詳細をようやく見ることが出来た専門家がその辺の事情を厳しく糾弾している。どうも故意なのか過失なのかは分からぬが、発症事例が過少に報告されていたらしく、今後この辺に関しては学会などで問題になりそうな雲行きだと言う(先週末放送されたあるラジオ番組のポッドキャスト放送で専門の医師が厳しく断罪していた)

さてありとあらゆるデータ集積にとって一番大事な要素は「スパン=期間」であるのは言うまでも無い。医学的データもそして競馬のデータもことこの件に関しては同じだ。上にあげたタミフルの副作用にしても、厚生省発表の1週間と言うスパンで見ると確かに大きな差異は無いのかもしれないが、実は投薬後6時間後というスパンでこのタミフルの副作用症例を見ると、なんと通常の投薬時の5倍以上の症例が発生している、という事実があるのだがそうした事を何故か見て見ぬ振りをしているので、是非ともメディアには指摘してもらいたい処である。人の命に関わる事と同列に論じる気は無いけども、データという側面のみで言うなら競馬も同様で、集計スパンをどうするかでデータが全く変わってきてしまう。私も良くこの辺のさし加減を間違えて痛い目に合うのだが、最近そういうさじ加減ミスが個人的に立て続いているので、以後気をつけたいなと思っている。
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  by mf0812 | 2007-03-27 03:51 | ニュース・評論

日々雑感 日興コーディアル事件の後味の悪さ

日興コーディアルが粉飾をしでかし大騒ぎとなり、ついにシティグループに買収される事になったが、この一連の動きは非常に胡散臭いと前から思っていた。たまたま今日、店に大手証券会社に勤める友人が来たので閉店後に近所の居酒屋でいろいろと話をしたが、日興の前経営陣がしでかした事は完全に犯罪でありどうして逮捕されないのか、彼も不思議がっていた。

詳細を聞いたが、はっきり言えばライブドアの粉飾決算事件など、日興がやらかした事に比べれば大した事無い気がしないでもない。こんな悪質極まりない、というか、これが刑事罰を問われないなら、ライブドア事件だって問われないよ、と彼は言っていたが、日興コーディアル事件の一連の動きを見ていると、明らかにある種の人々らに、我々はまんまと騙されている事に気付かされる。以前にどこかで見た光景がこうして繰り返されるわけだ。この辺の事情を知るに一番分かり易い解説書は、関岡英之氏が書いた「拒否できない日本」だろう。これ読めば、我が国自民党政権が如何に米国のなすがままなのかを思い知るに至る。まぁ現在進行形でこういう一大事が全く問題にされずに、しずか~に過ぎていく怖さを噛み締めるしかないか。

因みにライブドアと日興のしでかした事を比べてみるとこうなる。

■ライブドア=法的には結構判断微妙な範囲における約16億円弱の粉飾決算疑惑
■日興コーディアル=最初は平社員の単独犯行としていたが、実は会社ぐるみで自社の子会社を使い約140億円の粉飾決算をし、その決算を元に500億円の社債を発行。役員らはそれを根拠に高額の報酬を得る。

で、こうした事実が発覚後、どうなったかと言えば

■ライブドア=役員と社長が逮捕され会社は上場廃止の憂き目に。一般の株主らの持つ株券は全て紙屑に。
■日興コーディアル=5億円の課徴金支払いで行政処分終了。社長と会長らが引責退任、株は監理ポストに(但し2ヶ月程度の予定)そして今月になりシティが日興の株式の過半数を取得して(TOB)子会社にする包括的な資本業務提携を決定。

法の下の平等ってナンだ?
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  by mf0812 | 2007-03-10 22:23 | ニュース・評論

再掲 日々雑感 疑惑の特効薬

この間、三重で開かれた日本小児感染症学会なる学会で、NPO法人医薬ビジランスセンターの浜六郎医師がインフルエンザの特効薬として重宝されている「タミフル」による副作用を報告していた。投薬された患者が数時間後に、突然外に出て車に惹かれて死んだりいきなりマンションの9階から飛び降りたりとなんだかサスペンス映画のオープニングの様な奇怪な異常行動による死亡例が幾例も挙げられていた。

勿論こうした行動の全てがが薬の副作用とは言い切れないとしている専門家もいる。ある医師はこの様な意識障害から来る異常行動は、インフルエンザによる脳炎・脳症の症状でもあり、発表された事例もそれに含まれるのではないか、タミフルの副作用とまでは言いきれない、と述べているが、その一方で厚生労働省は「副作用との関連は全て否定はできない」としており、全く無関係だと言い切るのも同じく無理があるようである。

さてこの「タミフル」だが、現在新型インフルエンザに備えて各国がこぞって備蓄中の抗ウイルス薬である。今年大流行している新型インフルエンザに効くと言う触れ込みだが科学雑誌の「ネイチャー」には、このウイルスに感染した患者を診察した医師による症例報告が載っていてそれによると、タミフルを服用して4日目の少女からウイルスを採取した結果、ウイルスの6割に、タミフルに対する強い耐性が確認された。患者の女の子は新型インフルエンザを発症した兄の看病中に感染した可能性があるとみられるいるが、この話がホントなら「タミフル」の効用に関してかなりの疑問符が付く事になる。実際このウイルスの存在を確認した東大医科学研究所の河岡義裕教授は「新型インフルエンザの流行に備えるにはタミフルだけでなく別の抗ウイルス薬であるリレンザも備蓄した方がよい」と提言している。

さて因みにこのタミフルという薬は、スイスの医薬品大手ロシェ社が製造販売している。でこの薬の特許を所有しているのはカリフォルニア州に本拠を構えるバイオ企業のギリアド社だ。で、そのギリアド社の会長は、2001年の入閣時までラムズフェルド国防長官が務めていた。先週ブッシュが緊急会見開いてインフルエンザ警戒宣言を出してからというものギリアド社の株は急騰しているが、勿論未だ大株主であるラムズフェルド氏の財産も同じく急騰している筈だ、ホントに効くかどうか分からぬ薬のお陰で。

<上記日記は2005/11/15 (火) 分の日記に一部訂正を加えたものである>

問題はこの当時からから起きている。今突然始まった話ではない。
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  by mf0812 | 2007-03-01 03:49 | ニュース・評論

日々雑感 霧に包まれた来日理由

何ゆえにこの時期にチェイニー副大統領は日本に来たのだろうか?別に日本に来たのは防衛大臣に嫌がらせをするためとかではないだろうが、私が思うにまず一つ目は今回の6カ国協議の落とし前かな。一応日本の頭越しに北朝鮮との国交樹立の流れまで決めてしまったことへの罪滅ぼしかなと。しかしこれはそれほど大きな理由ではあるまい。何せチェイニーという人間が、謝罪の為にわざわざ極東の僻地である、アメリカの属国である日本にまで来るなど有り得ない。真の理由は他にある筈だ。

で、私が思うその答えとは「来るべき時が来たら、応援頼むよ」という事かと思われる。来るべき時とは何か?ズバリ、イランとの戦争だろう。え、イラクでも失敗しているのにイランでするかよ?と思われるだろうが、ネオコンの真髄はこういう行動様式にあるのである。詳細の説明は省くが、彼らの行動原理を研究するとこうした答えにしかならないのだ。しかもどんな戦争でもそれを行うことは一時的にでも大統領の支持率を高める効能がある。イラク戦争は負け戦だが、イラン戦争はまだ分からない戦である(というような印象操作が今なら可能だ。実際は勝ち目ゼロだけども)ダッチロールに陥った政権の浮揚策にもなろう。しかしこの戦争をおっぱじめる理由はそれ以外にもある筈。それはこの段階でイランと戦争を始めておけば、共和党が政権から落ちた後も、予算的にはチェイニーら共和党政権の大物が顧問や社長を務めるアメリカ国内の軍事産業へ手当てされる事が保証されるから、という見方である。これが妄想と言い切れないのが怖いところで、こうした行動原理の繰り返しこそがアメリカに巣食う軍産複合体の真骨頂なのである。

まぁ状況から鑑みて、よもやイランと地上戦は行わないとは思うが、空爆程度のことならイラク戦争の片手間に間違いなく行えるし実際問題として既に空軍の配置はあらかた片付いている。日本はイランとは独自の外交ルートがあり、アメリカとは違うスタンスでの付き合いがある。イランやイラク等中東とは日本は珍しくアメリカ追随ではない独自ルートがあったのだが、アメリカのポチとされた小泉はホイホイとイラクとのラインを断ち切り、その小泉のポチである安倍なら、事も無げにイランとのルートも切りそうな塩梅である。

まぁ私の思い過ごしならいいけども、チェイニーの来日にはそうしたホワイトハウスの思惑を感じられて仕方が無い。何せ、今度イランと戦争始める時は、アメリカの味方になりそうな国が我が国くらいしか見当たらないのでより一層心配でならない。
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  by mf0812 | 2007-02-24 17:25 | ニュース・評論

日々雑感 NHKとBBC

番組ねつ造:関西テレビに行政指導を検討 菅総務相-今日の話題:MSN毎日インタラクティブ

面白いデータがある。ある新聞で調査したところ、今回の騒ぎでこの番組がなくなって困りますか?という問いを投げかけたところ、質問回答者の約85%の人が「別に大して困らない」と答えたそうな。つまりは元々そんなに大騒ぎする話ではないのである。まぁこの話から地上波テレビ局における慢性的な高コスト構造の問題を論じてみるという視点が無いわけでも無いが。

が、ここまでこの報道が過熱するのは、別の意味があるからだろうと思われる。殊更ネットや活字メディアでは未だに批判が続いているが、まぁそれは事の本質からは離れた部分での意味合いが大きいからで一種の妬みや僻み、そして今流行の世の中の悪い事は全てテレビのせいみたいな風潮に見事に乗っかった部分もあるかもしれない。ただ知っている限りにおいては雑誌のいい加減さだってテレビには負けず劣らずですがね。いや下手したらテレビ以上にひどいのも侭ありますが、とにかくこうした問題は、そもそもが総務省までシャシャリ出てきて解決すべき話でもなかろうにと思うのである。

テレビの問題と言えば、こんな民放のどうでもいい番組の話でなくこの間判決が出たNHKの番組改変問題の方が大きな話だ。過日高裁で出た判決文の概要を見ると、如何にNHKが政権与党に対して腰砕けであるかを指し示している。一般の報道では何故か政権からの圧力はなかったと報じている処もあるが、あの判決文のどこをどう読めばそうなるのか、私には全く分からないのである。この件に関してはビデオニュースドットコムで詳細が報じられているので、興味のある方はそちらを参考にされたい。

昨今NHKの受信料に関して菅とか言うやたらにテレビに文句ばっかり言ってくる大臣が、義務化せよとか、はたまた安くせよとか、いろいろと横槍を入れておられるが、どうやら一部の方々は、NHK受信料義務化、違反者罰金というシステムを導入したがっているようだ。この議論の際に持ち出されるのがイギリスのBBCである。確かにBBCでは受信料は義務化され違反すると懲役刑が科せられる。

しかし面白い事にイギリス人はBBCを国営放送だとは考えていない。つまりどういう事かといえば、国民が金を払っているのだから、BBCは『国』のものでなく『国民』のものだと考えている。フォークランド紛争の時にイギリス政府を厳しく追及し保守系の新聞などに、BBCはアルゼンチンの犬だなどと罵られても、毅然とした報道を続け、国民の信を得たわけである。今回のイラク報道でもBBCは迷いながらも独自のスタンスで政府に厳しい批判を加えながら報道を続けている。

そこでNHKだ。しかし今回の裁判で明らかになった様に番組作る際に意見言われてびびってしまい、編集に編集重ねてそれに怒った制作会社には逃げられ、そうした方針に反対した現場のプロデューサーらを払いのけて、挙げ句に編集し過ぎて放送時間が余っちゃったみたいな無様なことになっているテレビ局が果たして国民のモノと言えるのかどうか、そこが問われているのである。今の状況だけ見ればBBCとNHKを比べる事はBBCにとって侮辱的行為にもなりかねない位NHKのトップの意識は低下、劣化を辿っているとしか思えない。個人的に存じ上げている事もあるが、NHKの現場サイドには、他のメディアに比しても優秀で有能な人が多いだけに、そのトップ連中のだらしなさが目立つ、残念な話である。
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  by mf0812 | 2007-02-20 17:48 | ニュース・評論

日々雑感 BLIND FAITH

昨日の国会で社民党の保坂氏が例の裁判官制度広報に於けるフォーラムのサクラ動員に関して驚くべき事実を明るみにしている。内容の詳細は氏のブログを参照していただきたいが、簡単に言えば例のタウンミーティング請負契約の際に交わされた書類は、日付が虚偽である可能性が強く、事後的に「さかのぼり契約」されていた可能性が高いと言う。つまり最高裁と各地の新聞社が共催した今回の裁判員制度全国フォーラムは、無契約の状態で進行し総計1万8061人を動員し、同事業の終了時にまで推移したという疑いが強い。そして事業終了時になって見積書と契約書が作成されその金額のままに1円たりともも違わない請求書(なんと最高裁とこの企画の責任社である電通が出している見積、契約書等類の全てが同一の金額となっている)が作られたという事になる。

つまり、ありていに言えばだ、なんと法の番人である我が国最高の司法機関である最高裁判所がこうした偽装契約、取引の片棒を担いでいたという話である。これって結構トンでもない話だと思うのだが、夕方、そして夜中のニュースを見ていても(まぁ全ての報道番組をチェックしていたわけではないので断言は出来ないが)全く触れられていなかった。悲しい話である。

まぁこういう話を聞くにつけ思うのは、よく国民の知らぬ間に生活に直結するような重要法案が国会で成立していることがあるけども、それって実は単なる伝える側の不勉強さや、単なる見落としなんではないか?と素朴な疑問が先に立つのである。この話だって保坂氏のブログで知らなければそのまま闇に消えていた話だもんなぁ。確かに地上波のニュース番組にはいろいろな制約があるのは一定の理解はするけども、こうした事の積み重ねが現実を歪めてしまう危険性は消えない。そもそも報道番組のメインキャスターなる人物が首相の補佐官と夜の街で酒席を持ち、首相が彼が司会している番組のファンだといわれてのぼせ上がって、その後官邸に赴き、首相を激励したとかいう信じられない話を聞くに、やるせなくなる。

でもまぁ冷静に考えれば報道番組の司会者が堂々とテレビでCMに出ていてもそれが全く批判されないし(当の御本人も自省の欠片も無いようだし)まぁ何を言っても仕方ないのかな。まぁ所詮は官製談合で問題となった水道会社の経営に関わっているのに自分の過去を棚に上げ官僚ふざけるなとカメラ目線でタンカ切っちゃうと言う図太い神経の持ち主だからねぇ。まぁこうした空気感の中では地上波テレビのニュース番組の充実はなかなか思うようにはいかないのだろう。
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  by mf0812 | 2007-02-14 02:46 | ニュース・評論

日々雑感 ライトアンドレフト

先ほどある調べ物をしていて止むを得ず普段は殆ど見ない芸人ファンのサイトの数々を見ていたら爆笑問題の太田の事を「反米の左翼」と書いてあるのを見て、大笑いさせてもらった。アメフトが大好きでヴォネガットやアービングを敬愛している人が反米の訳無いだろうが(笑)

しかし右翼だ左翼だってなんなんだろうか。極論すれば極右と極左は結びつくという話が分からぬのなら右や左だと他人にレッテル貼るのは止めるのが宜しい。出来もしない事を背伸びする必要は無い。

近代の社会学において利益の再分配時に政府というツールを使うべきだと考えるのがレフトで国家というツールを信じないというのがライトであるというの通常の考え方だ。戦争に賛成が右で、反対が左とか、朝日がレフトで産経がライトだとか、一体何時の時代の話だよとつー事である。

イーストウッドは典型的なライトの人であるが、彼は決して国粋主義者などでは無い。むしろ国家というツールを信じていない(信用してはならない)と考えている人である。イージーライダーを製作したデニス・ホッパーも同様だ。国家が個人を縛るのはおかしい、と考えるのがライトの人の真髄である。「国家のために死ね」実はこれって、ライト思考の人が最も忌み嫌う言葉の筈だろうしね。

個人的に私は、人、金、物など様々な事象が流動化する世界になった今、利益や権益が錯綜する状況では国家というツールを用いた方が利益の再分配や基本的人権の尊重がしやすいと考えるので(またライトの立ち位置に立った場合、状況変更を目論む際に私怨を生みやすい“テロル”を用いてしまいかねない危険性を孕むため)レフトの立ち位置を取っているが、我が国では論壇含めてこうしたそれこそ「国際基準」を元にした左右の議論は一切されずに、ただ単にアメリカに賛成なら反米左翼とか、天皇陛下万歳したら右翼だとかいう、子供じみた脊髄反射的な反応ばかりが占めているそんな言葉の軽さ溢れた状況に、やや虚無感を感じざるを得ないのだ。

こんな状況だから、ある欧州の高級新聞に「一党独裁体制が長期間に渡り続いていて、しかも現在はその独裁体制とカルト宗教を母体とした宗教政党が政権中枢を形成している閉鎖的なある意味中国よりも社会主義に近い国家」等と皮肉を書かれてしまうのである。


と、たまにはこういう事も書いてみる。普段はギャンブルとエロに埋もれる事に至福の喜びを感じる様な男なので、こんな事語るような柄ではないですがね(笑)
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  by mf0812 | 2007-02-07 17:27 | ニュース・評論

日々雑感 美化された想い出

映画「三丁目の夕日」は確かに良く出来た映画だが、唯一難点を言えばあの時代、街に漂っていた「匂い」が感じられなかった事だろう。昔、東京とは言え、街中は時間帯によっては異臭が漂っていたものだ。私が幼年期でもそういう街の異臭は都会でも漂っていたものである。良き想い出は極端に美化され、悪き想い出は消去されるもので、デフォルメされた過去の幻影ほど厄介なものは無い。

昔は良かった、今の若いヤツはダメだ、という話は眉唾であるのは、それこそローマの昔から言われている事であり、何時の時代も変わらないものだ。ウチのバイト君らを見ていても昔のの自分よりもよっぽど出来がいい。いじめも昔からあったし(私の若い時のほうが酷かったくらいだ)若者の傍若無人振りも前のほうが酷かった。私の隣の中学では私が入学する前年まで校舎の中で暴走族のバイク同士がぶつかり合っていた位だもの。

特段今の若いやつらが悪いとか、非常識だとか、全く思わないが、それ以上にわれわれ含めた大人の世代のだらしなさが目立っている気がしてならない。特にトップにいる人間らに寛容性と複眼性を持たぬ人が増えているのが気になる。そのくせやたらと公共心とか道徳心とか規範とか言うものを他者に押し付ける。例の給食費未納問題もいつも間にか話が道徳心に摩り替わっていたが、実は全体的な傾向としては未納の世帯数が増えておらず、現状維持もしくは減っているという現実を御存知であろうか?

これは各種サイトで検証されているのでこちらで紹介するのは割愛するが評論家の松沢呉一が指摘している様に如何なるデータを読んでも未納家庭の全体数が増えているとは取れずに、むしろ減っているとしか読み取れない。役所のブリーフィンングに見事に洗脳された記者諸君がレクチャー通りに役所が書いて欲しい通りに、まんま書いているに過ぎないのである。

あのデータの本当の怖さは全体数が減っているにも拘らず地域間の格差がメチャクチャ大きいという点だ。それは同じ都道府県内でも格差が出てきていると言う事、言い換えれば街中にスラム街的な場所が出来始めている事を示唆している。私もビデオ屋店長として、よく近所にビラ配りなどをするので半径4.5キロ圏内を歩いて街並みを見回る事があるが最近富にそうした地区毎の生活環境格差を思い切り感じることが増えてきた。本当の問題を逸らすためにミスリードするというのは為政者の常套手段だが、そうした情報を受け取るこちらサイドには、より一層の情報咀嚼能力が試されている。
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  by mf0812 | 2007-02-05 17:28 | ニュース・評論

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