「ほっ」と。キャンペーン

カテゴリ:プロレス格闘技( 81 )

 

PRIDEの迷

MMAWeekly.comというMMA専門ニュースサイトの情報によるとDSEとPRIDEへの契約に関して複数の選手が集団で訴訟を起こしているのが確認されたようである。 数日前に聞いた大きな動きとはこれだったようだ。

これにより新会社はプライドに参加していた外国人の契約選手との継続は不可能になるであろうと推測されているが、ただこうした経緯はある意味折込済みとの噂もある。今月設立予定であった(現在は設立時期未定)プライドの新会社は、どうもペーパーカンパニーである疑いが濃厚で、こうした選手の流失もしくは契約の不履行なども、実は当初からほぼ予定通りであったとの話も漏れ聞く。つまり3月に六本木ヒルズで行われたあのUFCとの業務提携記者会見は、あの時点で既に全てがフェイクであった可能性も拭いきれない、という事である。 まぁそこまで疑ってしまえばキリが無いけども、いまだにあの時の合意内容の詳細がメディアで明らかにされていないのも、ウワサが飛び交っている理由の一つであろう。

現実問題としてPRIDEが日本国内で以前の様な興行規模で大会を実施するのは困難になったと思われる。これにより国内の総合格闘技のメジャー興行主はFEGのみになるのか。そのFEGも今回アメリカで行われるDynamite!でライセンスがおりない選手がいたりとナカナカ苦労しているようだが、総合格闘技市場は大きな曲がり角に来たのは間違いないようである。
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  by mf0812 | 2007-05-24 15:30 | プロレス格闘技

PRIDEの謎

海外メディアの情報などを読むにDSEとUFCとの業務提携は全て御破算になったようだ。DSEの前責任者である榊原氏は随分と追いつめられていたのか、PRIDE売却時にかなり無理を通したようであるが、そのツケを一体誰が払う事になるのか?

既に現時点でPRIDEの年間スケジュールは全て未定状態になっている。名古屋で開幕するはずだった次期大会も今は未定で、さいたまスーパーアリーナの年間予定の中にPRIDEはセットされていない。実際問題として仮押さえもされていないらしい。

公式なアナウンスでは8月以降に興行を行う予定とされているが、このれは既にチケットを買っているお客さんへの言い訳だろう。と言うのも、チケットの返金問題がかなり大きくなってきたので、何れ表のメディアでも取り上げざるを得なくなるだろうが、何かしらリアクションをしておかないと集団訴訟でも起こされた日には目も当てられない状況になってしまう。

PRIDEとUFCの間で設立されるとされていた新会社構想は現時点で完全に頓挫している。一説には新会社設立準備にあたり、事前の説明にはない事実が炙り出され、UFCサイドが手を引いたという話も漏れ聞くが、当初DSEサイドが手を組む予定だったフィッシュマンから訴訟を起こされてもいるし、いろいろと裏社会との繋がりの話も噂話として聞くし、DSEには我々の預かり知らぬところで闇の部分が残されているのが容易に想像される。

そこで例の提携発表会見以降のUFCサイドの行動を見ていると、かなりDSEの裏側に関して確度の高い情報を得たのではないかと推測される部分がある。WOWOWとの放映権解除の過程を見ていると、その辺の事情が透けて見えてくる感じがしないでも無い。様々な発表をひとまず脇に置くとして残された事実だけを見るならば、UFCはPRIDE継続どころか完全に日本市場から撤退をしたとした思えないのである。大手メディアではこの辺の事情に関してなかなか触れられないが、早晩ある程度の事実が明らかにされるだろうし明らかにされないと、コアなファンを裏切る事にもなりかねない。ジャンルを支えるコアなファンへの裏切り行為はそのまま自分たちに返って来るのが常である。勇気を持っての取材を各ライターらに期待したいところである。

しかしだ、ここに来て総合格闘技が市民権を得るための過程というよりも、単純な総格バブルの崩壊の時が来たのかもしれない。どうも置かれた状況を冷静に見るとジャンルとしてパイの縮小は、完全に避けられない状況となっている。この余波が他の興行にも与える影響は大きい筈とみる。それはプロレスの世界も例外とはならないだろう。
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  by mf0812 | 2007-05-22 14:52 | プロレス格闘技

PRIDEの怪

ある人から聞いたが、どうも明日PRIDE関連で大きな動きがあるらしい。というか無期限の延期になっているPRIDEライト級GPのチケット払い戻しが出来ていない状況もあるが、新組織移行後興行的な新たな発表もなく何の音沙汰も無い。

私は例のUFCとの業務提携話も結局どこまで本当なのかが全く分かっていないのだが、どうも元DSE代表の榊原氏がほっぽり投げたという感じがしてならない。実はDSE、アメリカではUFCのオポジション団体から訴訟を起こされているとの話も聞くし、かなりきな臭い感じが漂っている。メジャーな格闘技マスコミも余りこの辺に突っ込んだ取材が出来ていないようだが(もしくは話は聞いているが、メディアでは発表できない何かがあるのかもしれない)未だにPRIDEの再出発を願っているファンのためにも、正確な現状の紹介すべきでは無いだろうか。余りPRIDEに関心の無い私の方が知って事情を知っていると言うのも変な話だ。それとも本当に業界に知られていないのか?謎は深まるばかりである。
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  by mf0812 | 2007-05-20 14:51 | プロレス格闘技

pride is dead?

今日のヴィクトリアマイル、フサイチのオーナーが三連単を取ったらしい。会員専用メルマガに予想が出ているので(因みに私はフサイチネットの会員だw)先ほど確認したら1万円買っている。ホントかいな!

さて閑話休題。最近本業が忙しくて(しかも同業者の尻拭いをさせられている=店を立ち上げる時に名前を貸した同業者に夜逃げされた!これで2回目…)こちらの日記はいい加減になっていたが、いろいろと面白い話なんかも聞いているので少々書いてみよう。

まずPRIDE関連について。私は、例のUFCとの業務提携?という会見の事に関して、単なるDSEの身売りで、PRIDEは遅かれ早かれ消えてしまうだろうと某ブログに書いたらPRIDEファンに総叩きにあったのだが(モンタナとかガイチとか言う名前を出さないでよかったw)現実の問題は私の予測どおりに物事は進んでいる。

今回の一連のUFCの動きの中で私が唯一読み違えたのがUFCというかオーナー会社であるズッファ社が日本の市場を全く分かっていない、という事と合わせて、日本を大して旨みのある市場だと認識していなかった、更に言えば日本の事など興味すら無いんじゃないかと思われる節が侭見受けられる点である。

実はUFCにはその屋台骨を支えているPPV番組がある。それがTUF(The Ultimate Fighter・アメリカ版ガチンコファイトクラブ@UFCヴァージョン)という番組なのであるが、4月から始まったその新シリーズの視聴率がよろしくないらしくテコ入れをしている最中で正直日本の市場云々どころではないのが実情なんではないか。

実際テコ入れとしてTUFの最終回で番組内で教師役で出ているジェンス・パルバーとBJペンが闘う事になったがこの試合は、TUFのテコ入れと同時に、UFC次回大会への観客への導入という意味では見事な煽りになる筈だ。実はこの試合、ウェート的にはライト級で行われる。選手として峠を越えたハルバーの体重にBJペンが合わせる格好で試合が行われる、UFCとしてはまだトップクラス以外の選手が小粒なままであるライト級戦線のタレント不足を補わせたい意思があると思われる。

この様に、UFCは常にアメリカ国内でのシビアな生存競争に晒されている訳で正直日本国内のことなど殆ど考慮に入っていないんじゃないかなと見ている。UFCの日本国内興行放送問題の経緯を見ていると、どうやらUFCつまりズッファ社がDSEを買収したのは、アメリカ国内にあるオポジション団体に買われたくないから、という経営戦略的な意味での機先を制したという意味合いが強いのではないかと私は見ている。

その辺の事情から鑑みるとどうやら我が国の総合格闘技バブルがいよいよ崩壊の方向へと向っていくような感じもあるにはあるが元々が異常だった訳であり、適性規模に戻ったと言えなくも無い。

しかしだ、昨年の週刊現代のキャンペーンから始まった一連のDSEの動向を見るに、本当にテレビ局の持つマネーの力の凄さを改めて感じさせると同時に、タナカタダシという未熟な知識と過去に数多くあった信用出来ない仕事振りしか思い当たらない、程度の低いライターが講談社というコーティングをされただけで、そのレポートが何故か勢いを持ち、アレだけ栄華を極めていた組織がこんなにも脆く壊れて行くとは思いもしなかったというのが、私の偽らざる気持ちである。世は無常だ。
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  by mf0812 | 2007-05-12 23:54 | プロレス格闘技

3大世界タイトルマッチ 観戦記

昨日はGW中、唯一の休日であったが、それを利用して有明までボクシングの3大世界タイトルマッチを観に行ってきた。私的には暴力団排除するよりも、試合を見ていないでわざとブーイング飛ばしていた様なよからぬ一群こそ排除しろとは思うが、まぁそれはさておき、今日の興行のMVPは何と言っても本望だろう。あのバレロ相手に気合いの入った試合を見せ会場は大爆発。清々しくも熱のこもった素晴らしいファイトを見せてくれた。確かに戦前からこういう結末(出血によるドクターストップ)は想像は出来たけれども、バレラ相手にトコトンくらいついていく本望の頑張りには拍手を送りたい。

個人的には前座で行われた帝拳の秘密兵器と目されているアテネオリンピック日本代表だった五十嵐選手の試合を見れたのが収穫だったかな。相手の半田友章はそんなに楽な相手ではないだけに苦戦を予想していたが、少し堅さが見えつつも随所に大器の片鱗を見せてくれて何より。期待の大型サウスポーだけにこれから帝拳の王道を突き進んでもらいたい。

さて肝心のメインであるが、長谷川は敢えて難しい相手を選んでタフな試合をするハメになった。攻めてこないチャレンジャーと言うのは一番厄介な対戦相手だ。互いにカウンターを得意とするだけになかなかかみ合わない試合になったのは惜しまれるが、これがボクシングの醍醐味でもある。ただ見ていて何となくだが長谷川のコンディションも少し良くない様に見えた。戦前の風評で長谷川のオーバーワークを懸念する声を耳にしていたのだが、何となくその気配を少々感じたかな。まぁとは言え、とにかく結果は出せただけでもヨシとすべきか。次は待望のラスベガス進出なるか?

さて有明コロシアムでの格闘技観戦は久し振りだがここはなかなか集客の難しい会場なんだが、GW中という事もありお客さんも良く入っていた。興味深かったのは普段のボクシング世界戦とはやや趣の異なる客層を散見した事である。マル暴排除運動の成果なのか、3大世界タイトル戦効果なのかは分からぬが、初めてボクシングを見に来ているのが明らかなお客さんを見るにこれはこれでいい事なのかな。とにかく興行は水商売なんだから、間口広げていかないとね、ボクシングもプロレスも理屈は同じはずだ。

とにかくこのGWはこの3大世界戦と日曜日のメイファザーVSデラホーヤ戦というボクシングファン垂涎の1週間となっているが、日本でのビックイベントが終わりいよいよ世紀の一戦が待ち受ける。日曜日が来るのが今から待ち遠しい限りである。

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  by mf0812 | 2007-05-04 04:16 | プロレス格闘技

THE END OF UFC@WOWOW

WOWOWでのUFC放送が中止となった。決定の報を聞いて以降、いろいろなところで情報を収集してみたが、どうやらこれはUFCサイドによる放映権料の吊り上げにWOWOWサイドがギブアップしたというのが真相の様である。プロレスファン的に分かりやすく言えば、例のWWEとフジテレビが決裂した時とほぼ同じ交渉経過と状況を辿ったであろうと推測される。

つまり別にUFCサイドには確たるネクストのメディア戦略(つまり言い換えれば日本の地上波テレビ局での放送が内定したから)という様な事があったから、WOWOWとの交渉を強気に出て決裂したわけでもなく、単純に売値に食いついてくれなかった、というだけの話だろうと思われる。

今回の交渉決裂の経過を見ていて意外だったと言うか、私の読みが浅かったなと思ったのは、UFCサイドは日本という市場を余り重要視していない、いやもう少し言えば日本の市場を研究していない、はっきり言えば甘く見ているんだな、という事が透けて見えてきた事である。どうもUFCサイドが我が国独特の地上波メディアが演じている役割の大きさを分かっていなさそうである。WWEの交渉経過と同じ道を辿りそうな予感が漂う。

今回表面上はともかく、事実上UFCの親会社であるズッファ社が経営不振に陥ったPRIDEを買い取った形になったが、これは日本市場をネクストビジネスとして重要視したと言うよりも、アメリカ国内興行を最重要視した結果、駒不足を解消する為の一環、もしくはライバル団体として芽が出る前に摘んでおくと言う経営的戦略が大きかったと見るべきではないかというのが私の読みだ。

現在の段階で様々な状況を考えるに、在京キー局の地上波メディアがUFCを放送する可能性はゼロに近い。余程のスポンサーが付くか、そのスポンサーが枠の買取でもして地方局等で深夜帯に放送するかしか有り得ないかなと思う。日本において興行を行う場合、テレビ局というメディアがバックアップに付く付かないは、その興行の成否の決定権を握っていると言い切っても差支えないだろう。

まだ話が突然決まったばかりで、各所の動きを掴んでいるわけではないが、今回の放映打ち切りにより、帝拳プロモーションが離れたとするならば、更に日本国内での興行開催は難しくなったという感じだろう。ズッファ社としては国内ではPPV放送にシフトさせたい意向の様だが、我が国のテレビネットワークの状況から鑑みて、自国での興行とは大きく異なり爆発的な収益確保は難しい。ミルコをアンテナショップ替わりにして日本や欧州向けにプロモーションを行ったが残念ながらミルコが敗れてしまい、その役目を果たさなくなりつつあるのも事実で、もしかしたらその辺の事情も重なり今回の交渉が決裂したのかもしれないとさえ私は邪知している次第である。まぁそれとこれとは関係ないだろうが。

とにもかくにも今回の騒動を見るに分かったのは、ライト級GPの動向を見ても感じるが、PRIDEという総合格闘技興行は完全に我が国の中から終焉の方向に向かっていき、UFCはアメリカ国内の興行を最優先させていくという意思を明確に打ち出していこうという、この2点ではないだろうか。こうしたUFCの、ある意味においてかなり強気の国内向け経営戦略はある意味では当たり前でもあると思うが、やや部分的にではあるが、WWEの経営判断と似たテイストを個人的には感じている。米国市場を制覇し押さえさえすれば、日本の市場も勝手についてくるはずだろう、というよく興行の世界で見受ける(格闘技に限らず)典型的なアングロサクソン思考の発露と言う面もある事を否定は出来ないかなとも思える。まぁ兎にも角にも今後のUFCの動向には注目をしていきたい。

PS 自分の書いているブログの内容が誰かにコピベされて他のブログに掲載されているのを発見(笑)まぁ私のエントリなんか別に大した内容で無いから構わないけど、先ほど一応メールにて忠告したらブログごと削除されていた。彼の意図は分からんが、まぁ暇な人がいるもんだなと変なところで感心する。

更にPS このブログをエントリ後、再びメールが来たのだが、実は知らない人ではないことが判明。まぁやっていた意図は分かったけどもね。無断でやったら驚くわねa0010263_2522554.gif
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  by mf0812 | 2007-04-25 15:34 | プロレス格闘技

新日本プロレス 流山興行雑感

今週の月曜日、私の地元で新日本プロレスの興行があった。同所での興行は、約20年振りとなる新日本プロレス流山大会。プロレス興行は3年前のみちのくプロレス以来、新日系と言う括りで言えば例の伝説の興行であるWJプロレス以来になる。出店が虚しく1店舗だけしかないのが哀愁を誘うが駐車場は車で一杯だった。友人と共に指定席3,000円を自腹で購入。前から9列目の好席であった。

客席総数は1200弱。二階席は封鎖していたがそれは止むを得まい。グッズ売り場も意外と盛況で休憩中には永田のサイン会も開催されていた。私は友人と共に越中Tシャツを購入。「魂込めて新日本プロレス」の横断幕は健在。先日の両国大会でも見かけた顔もチラホラ。会場は上手い具合に老若男女が揃い、いい空気感だった。会場には新日公式サイト用の社員記者がPCで試合レポを入れており。雑誌のカメラマンを3名ほど来場、更にこの日はサムライのテレビクルーがいて試合の様子をシューティング、また試合後の選手インタビューなども取っていた。小雨降る中、8割方埋まっていてなかなかの盛況、試合開始時間が19時だった事も奏功したようで、興行関係の知り合い曰くこの程度埋まるなら近い将来再び同所であるかもという話であった。因みに草間前新日本プロレス社長も観戦に来ていたが観客席の後ろのほうで寂しそうに一人で突っ立っていたのが印象深い。試合終了時刻は21時40分、同会場は延長料金が発生しないとは言え、試合終了後の撤去作業は早かった。

私はプロレスを生で見るのは10年ぶりという友人と共に観戦していたが、会場のお客さんの反応を見ていると約半分以上のお客さんが、友人同様プロレスはある程度の知識はあるが、生で見るのは久し振り、もしくは初めて、という感じがした。単なるボディースラム一つで客席がどよめいていたのがその証左だろう。エルボーの当たる音ですらお客さんからどよめきが起きる。出ている選手の名前を把握しきれていないお客さんが過半数を占める中、ライガーや長州といった古参選手、そして最近テレビ番組でブレイク中である越中や中西などの登場に客席は湧く。またジュニアの試合でのリングの縦横を使った攻防にも即座の反応が出る。単純な技の応酬でも客席とリングの距離感が近い事もあるが、リアクションがダイレクトだ。この辺の素直な観客の反応を見ているとプロレスもやり方次第では、まだまだイケルなという気分にさせられるが、その一方で今日の興行の問題点も指摘しておこう。

今シリーズは蝶野の奥さんの身内に不幸があり、急遽全戦シリーズ欠場という事態になったこともありカード編成に手こずった事もあるので全部を責める気は無いが、今日のメインは長州飯塚組vs中邑バーナードという当日にカード変更になった試合であった。シリーズ開幕戦で飯塚とバーナードの間で遺恨が勃発、昨日の後楽園ホールでもやりあっていてその流れを受けてのメインであり、今日も二人の間で激しい攻防があり、試合は飯塚が暴走し反則負けになってしまった。ある意味理不尽な不透明な決着に、お客さんは露骨に不満を露にしていた。ただこういう状況を生んでしまっのはメインのみのせいだけではなく、セミの棚橋中西VS天山本間の試合で天山と中西が終始かみ合わずギクシャクした試合展開になり、お客さんのテンションが微妙になってしまったところにメインの不透明決着だったという事情も重なっての不満の積み重ねになった点は指摘しておきたい。

ただ繰り返しになるが先ほども述べたように客席のお客さんの大半は、そうした直近の新日のストーリーラインを知らない人ばかりであり、イキナリ飯塚が暴れだして反則決着となってもお客さんは「ポカ~ン」になるのは当たり前であろう。私の後ろにいたお客さんは「飯塚、今日は機嫌が悪いね。それとも何か変なもんでも食ったんかな」とか言っていて大笑いしてしまったが、まぁ普通に見ていたら訳分からなかったのが当たり前であろう。だから事情を知らないお客さんらには飯塚の振る舞いは結果的に理不尽にしか見えず、それ故に不満が残ったわけだ。

セミの前に出てきた真壁の試合でも感じたのだが、現在進行形で新日リング上で起きているストーリー展開やキャラ設定が会場に足を運んでいるお客さんに伝わりきれていない現実が透けて見える。だから乗り切れないお客さんが試合をもてあましてしまう。ジュニア勢による6人タッグマッチであった第3試合が最高に盛り上がったのは、別に稔と田口の前哨戦だったからでなく、各選手がお客さんの反応を確かめながら適度にお客さんを弄りつつ、見せるプロレスに終始したからだ。

確かに俯瞰してみた場合、理屈上は今日のメインの様な事は悪くない筈なんだが、一方でそれは目の前にいるお客さんを置いてけぼりにしてしまう事も如実に示している。ただ新日は、そうした情報ラグを大型モニターを設置して試合前に上手く説明をしていたのは好感が持てる。でも、まだまだその辺の更なる工夫が必要だろう。しかし情報が断絶された地方興行では無理してストーリーラインを展開するよりも、ノーマルな6人タッグの方が楽しめるのが現実である。現場でこそ拾える事実、いつも大会場でしか見ないプロレスであるがこうした地方の小規模会場で見ることにより大会場では気付かない発見があるなと再認識する次第だ。
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  by mf0812 | 2007-04-11 14:40 | プロレス格闘技

全日本プロレス CC開幕戦 TV観戦

全日本プロレス春の風物詩、チャンピオンカーニバルの開幕戦がCSのガオラにてニアライブで放送された。今年のチャンピオンカーニバルは後楽園5連戦、しかも全て平日での興行と言う事でかなり緊縮性を帯びた日程を切っている。この日の客入りもかなり厳しく、名物企画のチャンピオンカーニバルとしては、寂しい感じがしないでもない。

試合内容であるが、TAJIRIや川田の参戦などもありそれなりのフックが用意はされているものの、正直内容的には健介ファミリーVSブードゥーマーダズの6人タッグマッチが一番面白かったという、なんとも…な結末に。何せこの6人タッグマッチに全日プロパーの選手ゼロだからなぁ…。明日以降の4日間が非常に気になる開幕戦であった。

ここから先は個人的な好みの問題だが、TAJIRIも川田もハッスルからの転戦組の試合に粗さと言うか軽さが目立ったのが気になった。今日、六本木で事実上のUFCによるDSEの吸収合併発表の会見があるが、ハッスルはDSEから離れ元Kamipro編集長である山口氏の直轄になったそうだ。ただ山口氏をはじめ現在のハッスルの運営に絡んでいる人の中には、散々現状のプロレスを嘆いていた物が多いと聞くが、それなのに昨今のハッスルでのストーリーラインが昔の新日の焼き直し、しかも出来の悪いリメイクと言う笑うに笑えない展開になっているのが何とも悲しい。

川田もTAJIRIもそして小川も、ハッスルと絡んだ事で社会的な露出は増えたかもしれないのに何故かプロレスラーとしての商品価値がドンドン下がっていくと言う現実が面白い。そう考えると鈴木ケンゾーのハッスルとの絡み方は絶妙であり、見事な引き際であった。あの嫁さん、恐るべしである。
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  by mf0812 | 2007-03-29 03:58 | プロレス格闘技

the end of pride

総合格闘技イベントのPRIDEを主催するDSEの榊原社長が今日、公開記者会見を開き4月8日に行われるPRIDE34を最後に社長の座を辞任し、米国最大の総合格闘技興行団体であるUFCを主催するズッファ社のオーナーであるロレンゾ・フェティータ氏が新設立するPRIDE FC WORLDWIDEに営業権を移すことを発表した。記者会見ではPRIDEのブランドはこれまでどおり残りこれによりPRIDEとUFCが互いに協力し今後はPRIDEとUFCの日米団体による対抗戦が実現するという。

さて、このニュースを簡単に言えばDSEがバンザイした、というだけの話である。地上波がなくなり経営が圧迫、活路をアメリカに求めたが上手く行かず。まぁアメリカ進出は、4月の番組改編期にテレ朝、フジテレビ、もしくは地方ローカル局でもいいからどこかの地上波テレビ局と契約を結ぶための時間稼ぎの側面もあったと思うが、事態は急変せず。今回の事態は事実上ズッファ社によるDSEの吸収合併である。DSE前社長森下氏時代には単なる経理マンであった榊原氏が社長を務めてから様々な問題を起こしながら地上波マネーの絶大なマネーを背景に選手の引き抜き、そして経営規模の拡大を図ってきたが、それもこれも週刊現代に載った一つの記事により、全てが御破算になったワケだ。

今回の吸収合併により、間違いなく日本国内で行われるPRIDEの名称で行われる興行はその規模は縮小の傾向にならざるを得ないだろう。何せUFCの収益の大半はアメリカ国内のPPV放送が主である以上、日本国内でべらぼうなコストを掛けて興行を打つことなど出来様はずもない。万が一フェティータの会社に地上波が付くにしてもそれはPRIDEでなくUFCの日本興行に付く可能性が濃厚であり、プライド単独に地上波が付く可能性は極めて薄いだろう。

明日の未明にはFEGの谷川氏が海外にある総合格闘技団体やケーブルテレビ局を巻き込んだ、対UFCへの大々的な記者発表をすると言うウワサも上がっているが、格闘技バブルがはじけた今、地球サイズの規模で各総合格闘技興行団体が互いの生き残りを賭けての必死の企業間戦争を繰り広げることになる。スポーツとテレビと興行、この関係にまつわるメガバイトなマネーの動き。世界水泳、世界陸上、世界フィギュアスケート。広告代理店に芸能プロダクション、そして…。魑魅魍魎の世界がスポーツを、興行を、蝕んでいく。
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  by mf0812 | 2007-03-28 03:52 | プロレス格闘技

ドラゴンゲート 津大会 PPV観戦

ドラゴンゲート今年初のビックマッチは、ノアから秋山、新日本からライガーを迎え盛況のウチに終わった。最近ガオラなどでドラゲーの試合を見ていると選手のコンディショニングの悪さを感じやや不安を見て取っていたのだが、この日の興行は最初から最後まで芯のある筋の通った弛緩ない見事な興行だったと思う。プロレスファンならずとも楽しめる多彩なエンターテイメントに溢れる構成で、これぞ正にパッケージプロレスと言うものを堪能させて貰った。

昨年末から続くドラゴンゲートの他団体との全方位外交路線がコアなファンに受け入れられているのかどうかは外部の私には分からぬが、この日のメインで行われたライガー対フジイの序盤に繰り広げられたグランドレスリングの攻防などを見るに、交流のメリットがリング上に還元されている様にも感じられる。

こういうビックマッチでしっかりとしたプロレスを見せられるドラゴンゲートは、今や立派なプロレスメジャー団体と言って問題ないだろう。確かに経営陣のトップであるマグナム東京と岡村社長らのきな臭いウワサ話も聞くがそれはそれとして、興行会社としてはある部分においてノアを完全に凌駕している所もある訳で、今やドラゴンゲートはプロレス業界の真ん中に立ち始めつつある。そうした事を確認出来た意味あいもこの日の興行にはあった気がする。兎にも角にもプロレスファンとしては、今後のドラゴンゲートの動向には変わらぬ注意が必要であろう。
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  by mf0812 | 2007-03-27 03:57 | プロレス格闘技

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