TARGET NOTES VOL.2 PCI指数研究

TARGETという競馬データ解析ソフトには、PCI指数と補正タイムという指数測定機能がある。補正タイムは=スピード指数と考えて貰って結構であるのだが、それではもう一方の聞き慣れないPCI指数とは何か。TARGETのヘルプから説明文によると

「PCIとは、ペースチェンジ指数を意味し、その算出方法は、上がり3ハロンの位置を分岐点とし、その前後の走破タイムからそれぞれ速度を計算し、その比を表したものです」

つまりこの数字は残り3ハロンの地点でどれだけ速度が変化したのかを表しているのだが、数値が50で前後半が同一、それより小さい値だと、後半の速度が低下、大きい値だと加速した事になる訳である。ペース測定の為の指数であるわけだ

このペースしかも上がり指数を計る数字。ストレートな使い道は難しいが、私なりの考えだがこの指数をスピード指数なり血統予想なり、ナンデモ良いのだが、その主たる予想メゾットの補完的に使うと直接馬券に結びつく事もある。勿論この指数は、スピード指数と違い、高ければいいというのでないのだが、この数値を区分化して、コース毎の特徴として捉えると、面白い傾向が窺えたりするのである。

例えば中山ダート1200Mで言うと、500万クラス以上のレースで連対馬がどういうPCI指数で走っていたかを調べると中山ダ12は36以下で好走している馬が連絡みすることが多いのが分かる。そこから出走馬の中でPCI指数36以下で好走歴の多い馬を押さえていくという買い方も成立する。

またコース適性を測るのにもある程度使える様で、例えば札幌競馬場と函館競馬場の比較検討する際にこのPCI指数を用いると面白いデータ解析が出来る。その一例としてあげるならPCI指数で両競馬場の芝レースを区分すると、指数的には函館≠札幌という感じになる事が分かる。札幌芝2000M勝ち馬のPCI指数のおける着度順別成績を見ると、距離2000Mでは函館だと、44-52>52-60>>36-42の順になるのだが、札幌だとこれが、52-60>>44-52>>>36-42になる。

この指数から分かる点は、札幌のほうが函館より勝負のポイントが後ろ掛かりになっている点であろうか。この数字を私なりに解釈すると、函館では先行して押し切れた馬が、札幌では、そう上手くは運べないという感じに見えるかと。因みに言うと芝2000MのPCI指数順が札幌競馬場の様な形になるのは、他競馬場では阪神の芝2000Mしか見当たらない。そもそも阪神の芝中距離戦は、距離の幅に関わらず概ねこういう形になっているのだが、こういうパターンをPCI指数の応用として考えるならば、札幌芝2000Mでは、函館芝2000Mで好走した馬より阪神芝中距離で好走した馬を上位に考えても面白いのではないか?という推測も成り立つ可能性を秘めるかと。

まぁこのPCI指数は、今のトコロは、あくまで予想の補完作業としての価値しか私には掴めていないが、研究を重ねる事でもう少し使い道がありそうな奥深さを感じているのでこれからも時折触れてみたいなと思っている。
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  by mf0812 | 2004-07-29 16:31 | 競馬

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