PRIDEの謎

海外メディアの情報などを読むにDSEとUFCとの業務提携は全て御破算になったようだ。DSEの前責任者である榊原氏は随分と追いつめられていたのか、PRIDE売却時にかなり無理を通したようであるが、そのツケを一体誰が払う事になるのか?

既に現時点でPRIDEの年間スケジュールは全て未定状態になっている。名古屋で開幕するはずだった次期大会も今は未定で、さいたまスーパーアリーナの年間予定の中にPRIDEはセットされていない。実際問題として仮押さえもされていないらしい。

公式なアナウンスでは8月以降に興行を行う予定とされているが、このれは既にチケットを買っているお客さんへの言い訳だろう。と言うのも、チケットの返金問題がかなり大きくなってきたので、何れ表のメディアでも取り上げざるを得なくなるだろうが、何かしらリアクションをしておかないと集団訴訟でも起こされた日には目も当てられない状況になってしまう。

PRIDEとUFCの間で設立されるとされていた新会社構想は現時点で完全に頓挫している。一説には新会社設立準備にあたり、事前の説明にはない事実が炙り出され、UFCサイドが手を引いたという話も漏れ聞くが、当初DSEサイドが手を組む予定だったフィッシュマンから訴訟を起こされてもいるし、いろいろと裏社会との繋がりの話も噂話として聞くし、DSEには我々の預かり知らぬところで闇の部分が残されているのが容易に想像される。

そこで例の提携発表会見以降のUFCサイドの行動を見ていると、かなりDSEの裏側に関して確度の高い情報を得たのではないかと推測される部分がある。WOWOWとの放映権解除の過程を見ていると、その辺の事情が透けて見えてくる感じがしないでも無い。様々な発表をひとまず脇に置くとして残された事実だけを見るならば、UFCはPRIDE継続どころか完全に日本市場から撤退をしたとした思えないのである。大手メディアではこの辺の事情に関してなかなか触れられないが、早晩ある程度の事実が明らかにされるだろうし明らかにされないと、コアなファンを裏切る事にもなりかねない。ジャンルを支えるコアなファンへの裏切り行為はそのまま自分たちに返って来るのが常である。勇気を持っての取材を各ライターらに期待したいところである。

しかしだ、ここに来て総合格闘技が市民権を得るための過程というよりも、単純な総格バブルの崩壊の時が来たのかもしれない。どうも置かれた状況を冷静に見るとジャンルとしてパイの縮小は、完全に避けられない状況となっている。この余波が他の興行にも与える影響は大きい筈とみる。それはプロレスの世界も例外とはならないだろう。
[PR]

  by mf0812 | 2007-05-22 14:52 | プロレス格闘技

<< PRIDEの迷 PRIDEの怪 >>

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE