格闘技雑感アーカイブ VOL.1


2004.1.4 東京ドームを終えて


最近の新日は、ドーム大会しか会場にはいっていないので全てを語る事はできないのが、傍観者の雑感としての話で聞いてもらいたい。確かに新日の経営体質上、ドーム大会を消化しなければならない辛さは噛み締めている。が、それにしてもだ。選手とフロントの大量離脱前後から新日は、毎回毎回ドーム用のアングルを作り、そしてドーム大会後にそのアングルが霧消する、この悪循環を繰り返している。そんな事をしている内に、ドーム大会だけでなく地方巡業まで含めて、新日そのものの求心力が落ちていっている。 特に去年の名古屋共同企画のメンツを潰した猪木の性で止むを得ず荒鷲を担ぎ出した名古屋大会以降のアングルは頂けなかった。折角の去年の5月ドーム大会とG1で出来た貯金をあそこで使い果たしてしまったのが惜しい。

今回の会社の大プッシュによる若手引き上げは如何にも伝統的な新日らしい手法のギャンブルで面白いが その一方でプロレス本来の魅力の一つである「世代交代の醍醐味」をリング上から消し去るのが勿体無い。

確かに現在の団体のコアである永田は、機動力のある最高の番頭格の選手なのだが、 あくまでも衛星であり恒星ではないのに、太陽の役を振り当てられているのがつらい所だ。 そこで太陽を作ろうとして「総格ワープ」を使おうとした訳だが、中西の現在を見て分かるように「総格ワープ」のリスクはデカイ。 そこに来て昨年来の石井館長脱税事件に端を発したK-1やフジテレビ、そしてDSEとの絡みもアリK-1との対抗戦に向かうわけだが、 この手法は昨年の秋口行った坂口親子投入と同じ「劇薬投入」であり 、これの副作用は更に怖い。今の新日にはこうした劇薬投入後、効果が出なかった時にそれを跳ね返せる体力があるのかが心配なのである。
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  by mf0812 | 2004-06-22 00:36 | プロレス格闘技

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