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K-1 WORLD GP 2004 in TOKYO 開幕戦

nikkansports.com > バトルTOP > リアルタイム速報 > K-1 9・25武道館

K-1としては久し振りに濃度が高い興行となった。これは格闘技の聖地日本武道館で行ったという事も大きい。会場はボクシング会場でよく見受ける顔ぶれと若い女性らが程よく混ざった、K-1らしい客席の風景だった。

個人的に沸点が高かった試合は、ガオグライ・ゲーンノラシ対アレクセイ・イグナショフである。柔よく剛を制す、井原会長直伝の見事な戦い方。イグナチョフの不安定さが悪い方に思い切りに出た部分もあるが、明らかに相手を舐めた仕上げ方。リング上に上った段階で勝負はついていたかもしれない。しかしこれがボクシングというか立ち技系格闘技の面白さでこの試合の展開は、今後のK-1の風景に大きな影響を与える事は間違いない。

モー対グッドリッジは、グッドリッジのジョブ振りを堪能しようと思っていた私の甘い気持ちを粉砕するようにモーがグッドリッジを沈めた。しかしメインのバンナの負傷を見るに付け、K-1における闘いの消耗度の高さを改めて感じる。マーク・ハントもステファン・レコもミルコ・クロコップもみんなPRIDEに行くのは、勿論お金の問題という単純な話だが、比較の問題として楽して稼げるのが明らかにPRIDEのリングだからだろうと、某ジムのコーチが述べていたが、今日のメインや曙、ボブ・サップの惨敗を見る限り、何となく頷ける話でもある。

K-1の厳しさと魅力を改めて感じさせた日本武道館での興行だった。

  by mf0812 | 2004-09-26 03:45 | プロレス格闘技

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